過食したから絶食や嘔吐で帳消しするという愚かな行為
過食したから絶食や嘔吐で帳消ししようとする人がいますが、これは失敗します。過食したことで身体は不必要な栄養素を「いらない」と判断しいていますから、時間が経てば自然と体重は戻ります。ところが過食に対し嘔吐や絶食など帳消し行為を行いますと、逆に身体を傷めつけることになり、身体はダメージを受けますます脂肪を付けて身体を守ろうとしてしまうのです。
過食したあと嘔吐しても食べなかったことにはならない
身体の飢餓状態が身体の体脂肪率を決定していますから、過食しても嘔吐しても飢餓状態に変化がなければ、身体は痩せません。逆に過食することで栄養面の飢餓が解消されるのならば、身体は痩せます。細胞レベルでの飢餓をどう解決するかが最も重要なポイントになります。
嘔吐すれば胃酸で歯がボロボロになります、また体内のカリウム、ナトリウムバランスが崩れてしまいます。
過食して太るのではなく、栄養バランスが悪いから太るのであって、過食は心身の栄養バランスの悪さが招いた二次的被害なのです。
過食は脳が求める栄養補給である
過度な食事制限ダイエットを続けますと、身体は飢餓状態になるだけでなく、精神状態においても無気力、無感情、無感動など鬱的な状態になります。そのため身体は栄養補給に対し過剰になるのです。食べられるときにまとめて食べておかないとまた飢餓が訪れると。ですから過食はいたって自然な行為であり理にかなっています。
過食を引き起こさないための準備が重要である
過食を引き起こすのは栄養バランスが崩れた食事です。46栄養素がしっかりと摂れていれば、外的ストレスに蝕まれても過食に走ることはありません。無理なダイエット、単品ダイエット、過度なエクササイズが過食を引き起こしますから、先ずはそれをやめること。46栄養素を満たす食生活とそれを身体に巡らせる適度なストレッチを優先すれば、過食も嘔吐も必要のない身体になります。