2.ダイエット中の停滞期は恒常性(ホメオスタシス)の正常な働き

減量を始めてから必ず訪れる停滞期は上手くいっている証拠

体には恒常性、ホメオスタシスという機能があり、この機能が良くも悪くも身体の状態を一定に保っています。ですから脚やせ、ダイエットを行っていきますと必ずこの停滞期が訪れます。直線的に減量するということは人体のメカニズム上ありえないのです。正常な身体ならば一時期の安定は必ず訪れるのです。

リバウンドでは停滞期であることが重要

リバウンドするダイエットは間違ったダイエットです。リバウンドは栄養不足を身体が起こし、危機的状態であると身体が判断したときに起こすメカニズムです。ダイエットによって不健康になったと身体は判断したのです。ところが、停滞期はそれとは全く逆です。身体が今回の減量、ダイエットは正しいと判断しています。ダイエットを始めて健康になったとOKサインを出しているのです。

 だとすれば停滞期間中もより健康になっている

リバウンドをしない時点で身体は健康になってきていますから、停滞中も同じことを続けていればより健康になっているはずです。ですから、停滞期を気にする必要はないのです。停滞期により健康になれば身体は喜んで脂肪を手放してくれます。

ジグザグ曲線を楽しむ余裕を持つ

身体は心身ともに健康になれば喜んで脂肪を手放しますから、体脂肪曲線がジグザグでも気にする必要はないのです。リバウンドしないのであれば全く問題ありません。身体は今のダイエットは健康に良いと判断してますから停滞期間が長くても問題ないのです。停滞期間中に絶対にやってはいけないのが<食べない>ことです。これは最悪の結果を招きます。あとひと押しが欲しくて食事制限を始めますと、身体は飢餓状態に突入し、代謝を落として体脂肪をむしろ上げる方向に軌道修正します。食べないのではなく、より健康になるための食事に切り替えて下さい。

3. リバウンドについての誤解