整体もヨガも「背骨」を重要視する理由
整体においても、ヨガにおいても最終的には背骨の重要性に辿り着きます。背骨沿いを最重要エネルギーラインと捉え、このエネルギーラインの流れが滞ることなく流れることを目指します。背骨には生理学的には髄液が流れ、この髄液の中を神経が流れます。神経は身体の司令塔の役目を果たし、身体をコントロールしているのです。ヨガではこの背骨のラインを大きなナーディ(生命力の流れ)が通ると考えますし、気巧や東洋医学でも督脈、任脈が流れ、この流れが上手くいくよう整えます。
ただストレッチ、ヨガをするのではなく「背骨」を意識する
巷で浸透するストレッチやヨガはポーズに拘りますが、出来ればポーズ以上に背骨を意識することで、結果の出方が変わります。背骨に効くようにストレッチ、ヨガを行うことでエネルギーの循環レベルが飛躍的に上がります。爽快感が変わります。エネルギーが湧きあがっていきます。
「背骨」が整うということは、立派なビルが建っているようなもの
下半身を建物でいう基礎と捉えることは、このブログでも再三お伝えしてきましたが、上半身は上物であり、ビルや建築物です。基礎である下半身を整え、さらに上物、ビルである上半身を整えることで完成します。この上物の大黒柱、中心にある柱こそが、背骨にあたります。この背骨を意識してストレッチやヨガを行うことで、基礎である下半身を整えながら、上物である上半身を整えることができます。
「背骨」を整えるには、深層筋まで効かせる
背骨は深層筋、インナーマッスルで支えられています。この背骨を整えるためには、身体の奥深くにある深層筋、インナーマッスル、コアマッスル、インナーユニットを意識した体作りが必要になります。ヨガやストレッチのポーズを深層部に効かせていくことで、背骨の詰まりは解消され、神経レベルで身体は整っていきます。当院では背骨を意識した施術を行います。下半身を整え骨盤の傾斜をリセットした上で深層筋、コアマッスル、インナーマッスル、インナーユニットまで効かせる施術を行います。これら深層部が意識を持ち、背骨を強く支え始めると、身体は高いレベルでキープされます。