前重心は歪みの度合いを測る要素
前重心の度合いは、そのまま身体の歪みを計る尺度になります。前重心の度合いを見れば、その方がどの程度身体が歪んでいるかが分かります。ですから施術を受けて頂いた方が、最初に気付くのが重心の位置移動です。重心の位置移動を身体で理解出来れば、身体の変化に自身が付きます。重心が前に入っていれば、身体を太腿前で倒れないように踏ん張る必要があります。この踏ん張りから身体が解放されます。
前重心だからこそ、脚は太くなり続ける
前重心は身体が前に倒れてしまっている状態です。この状態では歩くだけで脚は太くなります。無意識に前重心になっているので、本人は気付きもしませんが、確実に歩くたびに太腿前は鍛えられ太くなります。そしてもう一カ所太くなるのが、ふくらはぎです。身体を前に倒せば分かりますが、ふくらはぎを踏ん張らなければ身体は倒れます。
太腿前に力が入れば入るほどに体幹は衰える
太腿前に力が入ると、体幹に力を入れることが難しくなります。これはなぜか? 脚は身体の末端に当たりますが、末端に力が入ると中心(体幹)に力が入りづらくなるのです。この原理で太腿前に力が入っている方は体幹が無くなっています。逆に太腿前の緊張を取り除きますと、体幹が形成されてきます。
先ずは自分が前重心になっていることに気付く、そこがスタート
先ずは、自分自身が前重心になってしまっていることに気付くことが大切です。真っすぐ立っているという錯覚が、美脚作りの邪魔になります。多くの方は大抵前重心です。そして中心立ちではなく、外側立ちです。前に倒れながら外側で立っています。これが美脚作りの邪魔をします。
(Visited 1 times, 1 visits today)