「筋肉が解れる感覚」は自分自身で気付く
筋肉が深い部分で解れる感覚は、自分自身で気付くことが出来ます。本来固まった状態こそ不自然な状態ですから、固まっていない状態に導きますと本来の状態に戻るため、すぐに気付きます。この本来の感覚に慣れ親しむことで、逆に固まることに違和感を感じるようになるのです。
「不自然」な状態に慣れすぎて、「不自然」であることすら気付いていない
我々整体師の仕事は、凝り固まった筋肉を一気に解し、本来の状態に戻すことで今までの固まった状態がいかに不自然であったかを、気付かせることにあります。固まった状態を長く続けていますと、何が自然な状態で何が不自然な状態なのかすら気付けず、結果状態は悪くなる一方になります。この負のスパイラルを断ち切るのが我々整体師の役目です。
一度凝り固まった状態を払拭すると、固まることを嫌がる体に進化する
良い状態を一度思い出しますと、悪い状態になることに不快感を覚えます。体はいつでも自然な状態になることを望んでおり、そのため解れた状態を思い出すことで固まった不自然な状態に戻ることを嫌います。ここまで体を導けば体のセンサーで元に戻ることが少なくなります。
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