「腸腰筋」の重要性にいち早く気付く
高岡英夫博士、スポーツ科学の日本での第一人者です。彼の考え方は私も大変参考になり、整体師としての認識と整合性が取れる部分が大きくあります。昔のサッカー選手の脚はとても太かったのですが、現代のサッカー選手(プロレベル)の脚は細いのです。これは筋肉の使い方が過去と現代では全く異なることを意味しています。何が変わったのか?練習も勿論ですが、メンテナンス方法の変化です。そして腸腰筋(体幹部)を使えているか否かここも重要になってきます。
「体幹部」の筋肉を使い、さらに一つ一つの骨をバランバランに動かす
高岡先生の理論を一言で説明すれば、、体幹部の筋肉を使い、一つ一つの骨をバランバランに動かすことにあります。これはピラティスでも同じでして全ての動きを体幹中心で行うことで末端(手、脚)の負担を軽減していきます。そして、さらに全ての筋肉の緊張を取り除くことで、身体を鞭のように無駄なく使っていきます。結果的に現代サッカーの選手のように脚が細くなっていきます。
全ての骨を「バランバラン」に動かして歩く
子供は全ての骨をバランバランに動かして歩きます。老人は全ての骨を固定して固まって歩きます。この違いが最も理解しやすい例です。全ての骨をバランバランにするには?これは骨を取り囲む全てのインナーマッスルがしっかりと動く身体にする必要があります。インナーマッスルを有効に活用するためにストレッチが大変効果的なのです。
どこにも無駄な力が入らず、中心から動かせる身体に
メンテナンスを一切していない身体は、あらゆる箇所に硬直が起き、最終的には老人のような岩のような身体になっていきます。それとは逆にメンテナンスが行き届いている身体は、一つ一つの筋肉が有機的にサポートし合い、全身で一つの動きが出来る柔らかい身体になっていきます。無駄な筋肉のない身体は、細く美しくなっていきます。当整体院では、体幹を有効に動かしながら全ての筋肉を有機的に使える身体作りに整体手技とストレッチで導きます。