1.リンパとはそもそも何か?
リンパって何?
リンパとは血液とほとんど一緒の体液です。血液の中の赤血球が無い液体です。
このリンパ液の役割は、血液で回収できない老廃物などを血液を補う形で回収し体外に排出します。体中を巡っています。
リンパはどこで詰まるの?
リンパにはリンパ節という集まりがあり、ここでリンパは詰まりを起こしているケースがあります。リンパ節は身体のゴミ箱のようなものです。
上半身下半身にそれぞれ数カ所あります。
リンパが流れてくると身体はどうなる?
リンパが流れ始めますと身体は綺麗になります。老廃物の排出がスムーズになるからです。逆にリンパの流れが悪い身体はむくみます。むくみとはリンパの流れが悪いことでもあります。
どのようにリンパの流れを良くし、また維持するか?
血液には心臓というポンプ器官がありますが、リンパにはありません。リンパは筋肉で巡ります。筋肉の状態が良いこと。筋量がある程度あることがリンパの流れの決め手になります。
美脚においてもリンパの状態は重要で、リンパ節のマッサージ、筋肉の再活性、筋肉マッサージによって、リンパの流れをよくすることで老廃物をスムーズに排出してむくみをなくします。スムーズなリンパの流れなくして美脚はありえません。
2.ストレッチで深層リンパ液を流し老廃物を流す
リンパマッサージでは深層リンパを流すことは出来ない
リンパ管には浅いリンパ管と深いリンパ管、2種類あります。リンパ管の役割は、血液で搬送が不可能な量の老廃物をリンパが流します。リンパは老廃物専用路なのです。このリンパの流れが悪くなれば、身体は汚れます。身体が汚れれば、先ずは各細胞の栄養状態が悪くなります。そして汚れれば冷えてきます。結果的に身体は脂肪を蓄え始めます。
そこでマッサージとストレッチ
浅いリンパ管をアプローチするのはマッサージが有効です。リンパの流れをリンパ節を中心に流していきます。そして深層リンパには、ストレッチが有効です。深層部、インナーマッスル付近を流れるリンパを流すのは、ストレッチです。ストレッチでインナーマッスルを活性化し、深層リンパを流します。
リンパには心臓ポンプはない、健全な筋肉が重要
血管には心臓という強力なポンプがありますが、リンパには強力ポンプが存在しません。そこで重要になってくるのがインナーマッスルです。インナーマッスルが心臓の代わりにリンパ液を流します。
人体のゴミ処理装置をフル回転させる
人体のゴミ処理装置、ゴミ処理管であるリンパ管、このリンパ管をスムーズに運行することで身体は常に綺麗な身体をキープ出来ます。全身をくまなく流れるリンパは最終的に鎖骨周辺で静脈に繋がり、尿や汗として老廃物は体外に排出されるのです。当院ではゴミ処理装置、ゴミ処理管をマッサージ、ストレッチでフル回転し、スムーズな老廃物排泄を通じて美脚作りのサポートをします。
3.浅いリンパと深いリンパそれぞれをアプローチする
2種類あるリンパへの具体的なアプローチ
リンパには浅いリンパと深いリンパの2種類が存在します。浅いリンパは血管沿いを通行し、血管から溢れる老廃物の運搬を行います。深いリンパは深層筋であるインナーマッスルの近くを運行し、やはり老廃物を運びます。
この2種類のリンパの流れを良くすることは、美肌作りや脚やせに有効です。
浅いリンパはマッサージでアプローチ出来るが深いリンパはストレッチが必要
浅いリンパは表層にありますから、マッサージのテクニックでも効果があります。ところが深層部のリンパはマッサージだけでは難しく、ストレッチした状態で手技をさらに加えることで効果を出します。
筋肉が動けばリンパも活性化される
ストレッチとさらにそこに手技を加えることで、組織の癒着が剝がれインナーマッスルが活性化しいます。活性化したインナーマッスルはそのまま深層リンパを刺激し、リンパの流れを改善します。リンパの流れが良くなれば、体内の老廃物の量は減ります。
リンパストレッチで毒出し美人に
毒素は腹部、ふくらはぎ、頭首に多く蓄積されていると言われています。当院ではこれらの部位の流れを良くするために、ストレッチに手技を合わせ排出を促します。あらゆる筋肉、筋膜、関節の滑りを取り除き、浅層、深層リンパの流れを改善、毒素が溜まる腹部、ふくらはぎ、頭首の蓄積を解消します。