食べ過ぎても戻る身体の恒常性とは
お酒を飲んだあとにラーメンを食べてしまい太ってしまった過去を持つ人は多いと思います。
ですが一週間ぐらいすれば大抵元の体重に戻ります。これを逆リバウンドと言います。
人間には恒常性というホメオスタシスという機能があり、身体の状態を一定に保とうとする働きをします。身体は一時的な外的条件では変化しないよう仕組まれています。
とてつもない高カロリーのラーメンを食べても元の状態に戻る身体ですから、一時的な減量もこの恒常性(ホメオスタシス)によってリバウンドします。
身体はその時の健康状態によって体脂肪率を設定していますので、この体脂肪率を死守します。ラーメンを何杯も食べようと一週間ぐらいで元に戻るわけです。
体に<痩せたい>と思わせるメカニズムとは
飢餓を克服した人間にとっては、多くの体脂肪は本来必要ありません。飢餓ではないのであれば重い脂肪はむしろ邪魔になるのです。
ですからしっかりとした栄養分(リアルフード)を摂取したのちは、楽しくエクササイズすることをお勧めします。動きたい体にとって脂肪は邪魔になります。生命力である生の食材(リアルフード)をしっかりと取り、たんぱく質、炭水化物を過不足なく摂取すれば身体は自然と動きたくなるのです。この時身体は、太りたい体から痩せたい体に変化するわけです。
プロスポーツ選手は体重が減らないよう努力している
栄養素をしっかりと取り体調管理してるスポーツマンは、<痩せたい体>を手に入れています。この場合放っておけば身体は痩せてしまいますから、逆に体重が減らないよう食べ物を摂る努力に迫られるわけです。
この状態は多くの女性にとって理想であると思います。プロスポーツ選手は体調管理のスペシャリスト、リアルフードや良質のたんぱく質、炭水化物を摂取し身体を飢餓状態から解放、スポーツをすることで動きやすい身体つまり<痩せたい体>を手にいれてるのです。
ダイエッターにとって食べることは怖いこと
痩せるためには、食べることに関して消極的ではダメです。積極的に健康になるための栄養素を取り入れ痩せるための準備をします。身体が必要とする栄養素を前倒しで食す必要があるのです。
お腹が空けば食べ、お腹がいっぱいであれば食べる必要もありません。野生動物や人間の赤ちゃんはこのスタイルです。
リアルフード(加工していない生の食材)を積極的に摂ることでフェイクフードに対する執着が徐々に薄れ、食べても痩せる身体にシフトチェンジしていきます。
まとめ
「逆リバウンドからみる体の恒常性について」というテーマで今回ブログを製作しました。逆リバウンドとは食べ過ぎて太っても一定期間で元の身体に戻る現象です。身体は自分の体脂肪率を決めているので一旦太ってもしばらくすると元の体脂肪率に戻すメカニズムが働きます。これを食べても痩せるからだの仕組みです。身体は健康であれば体脂肪率を上げることをしません、体脂肪率を上げる必要がないからです。逆に不健康になると体脂肪を上げて身体を守ろうとします。当院では身体を施術で健康に導くことで食べても太らない身体を作っていきます。