ファーストフードを美味しく感じてしまう体と決別する
ファーストフード、ジャンクフード、フェイクフード、つまり死んだ食材で形成された食事に対する味覚をリセットすることはダイエットにとって重要なことです。
本来人間は、果物や野菜など生の食材(リアルフード)を美味しいと感じる味覚を持っていました。オーガニックの食材を美味しいと感じる味覚、化学調味料よりも体に良い物を美味しいと感じる身体感覚を取り戻す必要があります。
リアルフードを積極的に摂ることで、容易に味覚は変わる
今までの食生活を制限するダイエットは必ず破綻します。我慢という状態が即、飢餓状態を作りだすため、身体は体脂肪を増やす方向にシフトします。そうではなくリアルフードを付け足すことで、結果的にフェイクフード、ジャンクフード、加工食品の割合を減らしていくことです。
何週間もしないうちに身体は身体に良い食品(リアルフード)を美味しいと感じ始めます。
加工食品はカロリーが高く、栄養素が少ない
加工食品は保存や搬送が容易なため20世紀にアメリカを中心に一気にシェアを伸ばしました。大量生産、大量消費の流れの中で人々の生活で当たり前になっています。
この加工食品の存在があまりに当たり前なため、リアルフードの摂取量が絶対的に少なくなってしまったのです。和食は食材本来の美味しさを残す調理方法のため、日本人はアメリカ人よりも健康的な食生活ではあります。
加工食品の特徴はカロリーが高く栄養素が少ない点にあります。そのため加工食品を食べてもすぐにまた空腹感に襲われます。結果的に身体は栄養不足で脂肪の貯蓄だけが進みます。
生きた食べ物(リアルフード)と加工食品の割合を1:1にする
身体を栄養不足の状態から脱却するためにも、リアルフードと加工食品の割合を1:1にするのが理想的です。勿論お肉や魚、穀物は積極的に摂りますが、それと同時進行でリアルフードの絶対量を増やしていきます。
身体が生命力で満たされた時、身体は体脂肪率の設定を落とし始めます。