飢餓と日々の単調な暮らしには共通点がある
飢餓とは死ぬまでには至らないが常に食料不足が続き、なんとか少量の食糧で暮らしている状態です。日々の単調な暮らしもこれと同様なストレスになります。仕事を失うことへの怖れ、会社が潰れてしまうのではという怖れ、など死ぬまでには至らないが日々怖れの感情を抱き、ルーティンな毎日に自分を押し込んでいれば、それは飢餓の状態とあまり変わらないと言えます。そうなると、決まりきった生活が体脂肪率を上げるスイッチになるのです。
脂肪を燃やす時、身体は多くの水分を必要とする
脂肪燃焼の過程で血流に溜まった老廃物を排出する必要があるのです。この際、水が必要になります。毒素をスムーズに排泄するために水が必要なのです。人間は通常1日10杯のお水が必要であるとされています。そしてこの水分を摂取するために代わりに食欲が湧いてしまうのです。そうならないためにも、積極的な水分摂取が必要です。
カロリーコントロールを辞める、規律正しいダイエットも辞める
何かを制限するダイエットが成功しないことは、皆気付き始めています。ダイエットという発想に制限する意味が込められているようで、それらが失敗に終わることはほぼ経験済みではないでしょうか。カロリーコントロールや食事制限ダイエットの本質は、入れる量を少なくしようという発想です。ですが入れる量を身体が間違うことは断じてありません。心身の栄養不足を補うために、身体は食事を求めるのです。過食とは本来存在しないのです。皆必要な量を摂取します。たとえ後で気持ち悪くなろうと、必要であると身体が感じる摂取量を摂っているのです。
我々に残された選択肢は、食べ物の量ではなく食べ物と生活の質を変えること。
量をコントロールすることは不可能です。食べただけ食べる以外に選択肢はありません。私は腹8分目という発想は嘘だと思っています。腹八分目で我慢すれば、残りの空腹感で逆に太りやすくなりますし、後で必ずその分は食べるはずです。量をコントロールすることは出来なのです。私たちが出来ることはただ一つ、身体に摂り入れる食材の質を変えることです。その一部が水であり、リアルフードであり、ライブフードであり、オメガ3であり、発酵食品です。そして生活の質を変えることで、ストレスを軽減し食欲をさらに減らしていきます。