バクテリアが好まない物は人間の身体も好まない
なぜ保存食が生まれたのでしょうか? それは生物は腐りやすいため、腐敗を防ぐためです。そのために加熱、精製、冷凍、燻製、酢漬け、缶詰、瓶詰め、塩漬け、砂糖漬け、乾燥など、人類はこれら保存する方法を生みだし飢えをしのいできました。つまり生物の代替食品として保存食は生まれたのです。飢えをしのぐためにこの保存食は大変重宝されました。これら保存食がなぜ腐敗しにくいかといえば、それはバクテリアを寄り付きにくくしているからです。バクテリアが好まなくなるように加工していったわけです。
バクテリアにとって魅力がないということは、人間にとっても魅力はない
昨今の商業主義の流れの中でこれら保存食は、主導権を握り生ものよりもむしろ美味しく演出されてきました。それによって主役の座が保存食、加工食品にとって代わられたわけです。バクテリアが寄ってこないような物を、人間は好んで食べています。代替食品を好んで食べリアルフード、ライブフードを主役から引きずり下ろしました。結果、人間の身体が吸収しにくい物ばかりを食べるようになってしまったのです。その結果、栄養が壊れ、栄養を吸収しにくい形にした物ばかりを食べ、人類は肥満という問題を生みだしたのです。
栄養素を殺し水分も蒸発させる
加工すればするほど、水分は飛んでいきます。例えば加熱処理、食材に熱を加えれば加えるほどに水分は飛びます。例えば冷凍、冷凍しますと食材の細胞壁が壊れ、解凍時水分がにじみ出てしまいます。身体は水分を多く含んだ食材ほど、消化吸収排泄が容易に出来、水分がないスカスカの食材は消化吸収排泄にてこずるのです。
肉食のライオンがほとんどの時間を寝ているという事実
お肉はタンパク質摂取に有効な手段ですが、お肉ばかりを食べているライオンは多くの時間を寝ています。これはお肉は消化に凄まじいエネルギーを費やすため、寝ることでエネルギーを消化吸収に当てるためです。そのためライオンはほぼ寝ています。消化吸収にエネルギーを費やす加工品、ジャンクフードをあまりに多く摂取するとどうなるか。消化吸収にエネルギーを奪われ、起きて活動するエネルギーが枯渇するのです。だるくなり眠気がおそってきます。