エンプティフード、エンプティカロリーとは栄養素がスカスカの精製加工食品
アメリカでは精製加工食品のことをエンプティフード、エンプティカロリーと表現します。エンプティフードとは栄養がスカスカの精製食品、エンプティカロリーとは栄養素がなくカロリーのみの食品です。精製加工された食品は体に吸収されやすいため、体内に入るとすぐに血糖値が急上昇、急上昇した血糖値を抑えるためにインシュリンが大量投与され血糖であるグルコースは脂肪細胞に吸収されます。
エンプティフードには糖質の消化分解に必要な微量栄養素がない
エンプティフードはビタミンやミネラル、酵素といった微量栄養素が極端に少ないものです。これでは糖質の消化がスムーズにいきません。そこで身体は身体の中からビタミン、ミネラル、酵素などの栄養素を溶かし消化に使います。結果代謝酵素が不足し代謝が下がります。これが現代版栄養失調です。栄養素がスカスカのエンプティフードを消化するために自分自身の身体から栄養素を溶かし、それによりさらに栄養失調になるのです。食べれば食べるほど46種類の栄養素が体内から溶けだし、過剰な糖は脂肪に貯め込められるのです。
肉をカットすると甘い物が欲しくなる
幸福ホルモン・セロトニンを生成するためには、必須アミノ酸トリプトファンの摂取が重要になります。このトリプトファンを効率よく摂取する方法が肉、卵、魚、乳製品などの動物性たんぱく質です。ですから精神状態を良好に保つには、動物性タンパク質は重要です。ところがこれら動物性たんぱく質を完全に抜きますとセロトニンの分泌量が減り、イライラから甘い物を摂取します。