セロトニンの9割は消化管で生成されている
セロトニンの9割が消化管で生成されていることが、近年の研究でわかりました。うつ病の人はセロトニンの生成量が極端に少なく、これは脳の病気であると考えられていましたが、実は腸の病気でもあるのです。ではどのようにセロトニンは腸で生成されるのでしょうか。実は腸内細菌が作りだすビタミンがセロトニンを合成するのに関係しています。ですので腸内の腸内細菌が減れば、セロトニンの生成量も減ってしまうのです。幸福ホルモンセロトニンは腸内細菌量と比例するのであれば、腸内細菌が増える食事は幸せになる食事であるということです。
腸内細菌を増やす食事とは?
腸内細菌を増やす食事とはなんでしょうか? 化学添加物は活性酸素を増やし腸内細菌を減らします。腸内細菌を増やす食品はずばり、発酵食品です。善玉菌、ビタミン、ミネラル、その他調整物質、腸内細菌のエサになる食物繊維が豊富なのです。発酵食品をバランス良く摂取することで腸内細菌が増え、セロトニン分泌量が増加、幸福ホルモンが満たされることで無駄な食欲を抑えることができます。
セロトニンダイエットとは
女性の身体にとってセロトニン量の多少は大きく関わります。セロトニンが増えれば無駄な食欲を抑えることができます。そしてセロトニン量が減れば無駄な食欲を増やします。セロトニンという幸福ホルモンは生理の時にも減少しますから、生理中に食欲が多くなることを経験したことがある女性は多いと思います。セロトニンの分泌を制すれば、ダイエットは成功しやすくなります。
ストレス性過食を先ずは受け入れる
セロトニンが減少しますと幸福感が得られにくいため、過食に走りやすいものです。ですがここで過食を我慢しますと、さらにストレスが発生するため、そのストレスでさらなる過食に走ることになります。先ずは過食を受け入れ、その後セロトニンが増える食事をしていく必要があります。