AGEが溜まると老け顔に
血糖値が過剰に摂取されますと、この過剰血糖値がタンパク質と結合し「糖化」がおこります。この糖化物質が<AGE>と呼ばれる物質です。このAGEが皮膚にたまると「たるみ」や「しわ」の原因になります。身体が糖化し、こげた状態です。タンパク質+糖質+熱=糖化です。例えば、とんかつの表面はタンパク質である小麦が卵と混ざり、熱で糖化された状態です。あのきつね色はAGEです。これらの食べ物を食べ過ぎてもAGE(終末糖化産物)は体内に溜まります。
和食はAGEを溜めない最高の調理法
和食は低AGE食品の最高傑作です。和食は炒めたり揚げたりの調理方法の他に、蒸したり、煮込んだり、茹でたりと熱をあまり加えない調理方法が並びます。実はこれが低AGE食品なのです。揚げたり、炒めたりしますとタンパク質が熱で糖化します。AGEが出来ます。和食は熱をあまり使わず出来る限り素材を活かす調理法なのです。
トーストはAGEの塊
こんがりと焼けたトーストはAGEの塊です。またこんがり焼けたソーセージもAGE、茶色く焼けた卵もAGE、洋食の朝食はAGEの塊なのです。
ですのでトーストは焼かずに食べられるタイプを、卵はスクランブルエッグに、ソーセージはボイルした物を、このように工夫してAGEを減らすことが出来るのです。
揚げる、焼く、炒める、煮る、蒸す、生の順にAGEは抑えられる
AGEを溜めないためにはAGEを減らさなければなりません。AGEは調理方法でいくらでも減らすことが出来ます。調理温度が高いほど、AGEは増えます。ですので、揚げた食材は最もAGEが高く、生はAGEが最も少ないのです。出来る限り低温調理にすることで、AGEを低くし、体内への蓄積を減らすことができます。
(Visited 1 times, 1 visits today)