身体を「空」にしてデトックス生活を
身体は何も食べなければ消化酵素を一切使わないため、ひたすら代謝酵素を使って身体の体内エネルギーを消費します。代謝のみを行い、ひたすら身体の貯蓄エネルギーを消費し続けます。ダイエットと思って朝断食をしますと失敗します。それは身体は断食=飢餓ととらえますから、脂肪貯め込みモードに切り替わりやすくなるからです。ところが話はそう簡単ではありません。断食を実践しますと代謝がスムーズに働くため、身体の中が綺麗になります。その結果消化吸収力がアップするのです。つまり身体は飢餓になりにくくなるのです。
「食事制限ダイエット」と断食は全く異なる
食事制限ダイエットは摂取エネルギーをセーブして無理やり痩せようとする方法です。断食は食事を絶って、胃腸を綺麗にしより消化吸収をしやすい身体にします。目的が全く異なります。一方は減量であり、一方は消化吸収力を高くする方法です。ですが結果的には断食により胃腸を綺麗にする方が、減量しやすくなります。なぜならば、身体は胃腸の消化吸収力向上で栄養を摂取しやすくなるので、飢餓状態から遠ざかるからです。栄養失調から遠ざかれば遠ざかるほどに、身体は体脂肪を手放します。
「ファスティング」は最強の体内デトックス
身体が飢餓状態になった時、身体は身体を食べて生き伸びます。その際身体は身体にとって無駄な物から食べていきます。余分な筋肉であったり、脂肪です。また胃腸を一切使わないため、胃腸は休まりますから胃腸の洗浄が始まります。また腎臓、肝臓といった解毒排泄機能に血液を集中できるため、血液の浄化が積極的に行われるわけです。
「ファスティング」という飢餓状態で身体は脂肪貯め込みモードになるのか?
ファスティングは一種の飢餓状態を意図的に作る作業ですから、身体は脂肪貯め込みモードになるのでしょうか? 結論的には脂肪貯め込みモードになります。ですがそれは一時の話です。ファスティングをしている期間中は勿論身体は危機感を覚えますから、脂肪貯め込みモード、低代謝モードにシフトします。ところがこの期間中に内臓のデトックスが進みますから、回腹食に戻した場合内臓の消化・吸収・消費・排泄機能がアップしています。身体にはエネルギー栄養素が満ちてきます。結果すぐに脂肪手放しモードに切り替わります。