日常生活で排出しにくい毒素、宿便、有害金属、食品添加物
宿便とは滞留便とも呼ばれ、便秘など長期間にわたって食べた食物が腸内に溜まった状態を指します。数カ月から数年にわたり腸壁にこびり付いたカスでもあるという説もありますが、これは西洋医学では証明されていません。ファスティングにより長期間固形物の摂取を絶ちますと、消化吸収のために血液が使われない為、血液は代謝、排泄に使うことができます。腸は柔らかくなり排出しようとする力も働きます。平均するとファスティング4日以降に宿便が排出されると言われています。
有害金属について
脂肪細胞内に取り込まれた有害金属は、脂肪を燃焼させることにより血液中に放出されます。これらの毒素は肝臓を通り腸に送られ、便や尿として排出されるのです。有害金属を排出するためには脂肪の燃焼は不可欠です。ファスティングで燃焼を行うためには4日以上のファスティングが必要です。
有害金属は必須ミネラルと非常に形が似ているため、身体に間違って取り込まれるケースがあります。そのためミネラルが不足している状態は危ない状態です。間違ったこの有害金属を身体は吸収してしまうことになります。
食品添加物について
指定添加物として定められている食品添加物は400品目以上になりますが、これらは自然界には存在しない化学合成物質です。保存料、強化剤、着色料、漂白剤、甘味料、酸味料、調味料、香料、増粘剤、乳化剤などがあり、全て自然界には存在しない物です。
これら食品添加物を代謝するメカニズムを人体は持っていないので、大量に摂取し続けますと身体は食品添加物に麻痺し選別する能力を落としていきます。ファスティングでこれらの物質を排出することで、正常な味覚、嗅覚、触覚を取り戻します。
3000種類の酵素を正常に働かす
風邪を引いたら栄養を沢山とって休養すれば治る、という考え方は間違っています。風邪を引いた時身体がしたいことは、消化吸収ではなく、血液の浄化なのです。身体が汚れその汚れを炎症を起こして浄化しているのが風邪という炎症です。ですから、食事を摂らず消化酵素を使わないで代謝酵素のみをフル活動して血液を浄化することが重要になるのです。
ファスティングは消化酵素を使わず、代謝酵素をフル活動させて身体を清掃するメンテナンスです。3000種類あるといわれる酵素を何に使うかがポイントです。メンテナンスされた身体は有害物質、宿便、有害金属、食品添加物が浄化され消化・吸収・消費・排泄のメカニズムを高いレベルで行うことが出来るようになります。結果、身体は細胞レベルで栄養素が満たされ、脂肪手放しモードに切り替わります。