炭水化物を避ければ反動で「ジャンクフード」に向かう
炭水化物を敵視して避けますと、その反動でジャンクフードに手が伸びてしまいます。それはジャンクフードは精製加工食品が多く、これらは食べた瞬間、糖を体内に取り込めるからです。また脂質を避けていますと、その反動でこってりした濃厚なジャンクフードを欲しくなります。脂質が不足しているため、バターなど乳製品を求めているのです。アイスクリームを求める人は、炭水化物と脂質を避けているからかもしれません。
「スナック菓子」が止まらない人は?
スナック菓子が止まらない人は、炭水化物、脂質、そしてうま味(アミノ酸)と塩分を求めています。スナック菓子で摂ったうま味は化学調味料ですから、身体の栄養にはなりません。ですからどんなに食べても栄養は吸収されず、止まらなくなります。うま味を欲しがるのならば、良質のタンパク質を摂取し、身体にアミノ酸を満たすことが本来重要なのです。
特定の味に「飽きた」ならば、その栄養素は満ちている
ジャンクフードを避けるために栄養価の高いリアルフード、ライブフードは重要ですが、同じ物ばかりを食べることはお勧めできません。なぜならば、同じ物は必ず飽きます。それはその食材で摂れる栄養素は身体に満ちてくるからです。そして同じ物ばかりを食べることで、特定の消化酵素ばかりが使われ身体も疲れるのです。
「ジャンクフード」は脳の栄養と思えば、上手く付き合える。
お酒やタバコ、お菓子やジャンクフードはそれ自体は栄養素が偏り、また食べることで体内に炎症を起こし、決して身体に優しいものではありません。ですが人間はあらゆるストレスを抱え、その場その場でそのストレスを上手く回避したい動物。ジャンクフードやフェイクフード、お酒やたばこは無理に絶食するのではなく、それを求める心身の疲労を認め、上手くつきあっていく方が賢明です。
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