美味しく食べると脂肪を燃やす褐色脂肪細胞が活性化する
体には脂肪を貯蔵する「白色脂肪細胞」と脂肪を燃やす、燃焼させる褐色脂肪細胞の2種類が存在します。この褐色脂肪細胞は食事を「美味しい」と感じて食べることで交感神経が刺激され活性化します。逆にイライラしながら食べたり、不安や不満など感じて食べれば、エネルギーが白色脂肪細胞に貯蓄され太りやすくなるのです。食事の時間だけをとってみても、いかにストレスが太る体質を生みだすかが分かります。
褐色脂肪細胞は背中に存在し、そこを活性化すれば誰でも痩せやすくなる
先ほど説明しました褐色脂肪細胞は、背中に存在します。肩甲骨を中心に背中に存在しますが、この褐色脂肪細胞、背中の筋肉が癒着していたり、固まっていますと上手く機能しません。身体を動かした時は、本来この背中にある褐色脂肪細胞が脂肪をエネルギーに変換して使用されますが、この循環が上手くいかなくなるのです。そこで当院では背中、肩甲骨周りの筋肉の癒着、固まりをリリースすることで、この褐色脂肪細胞を再活性させます。
子供の背中が熱い理由は、この褐色脂肪細胞にあり
体育の授業後やスポーツをした後の子供の背中は、汗がじっとりと出ています。また遊んだり寝たりとあらゆる行動の最中も大概背中に汗をかいています。これが褐色脂肪細胞が健全に機能している証拠、身体が脂肪をエネルギーに変換しているのです。子供が大人に比べ肥満が少ないのは、この褐色脂肪細胞の影響が大きく関わります。
脚やせにも有効、褐色脂肪細部の活性化
脚やせを考えた場合、やはり下半身の活性化が重要にはなってきますが、この背中にある褐色脂肪細胞の活性化なくして脚やせは完成しません。背中、肩甲骨が固まり自由を失った状態では、脂肪が上手く燃焼しませんから、食べた栄養がエネルギーとして消費されにくくなります。夜に溜めこんだ脂肪が昼間上手く使われません。当院では下半身を中心にストレッチ、癒着剥がしを行い、代謝の活性化を実践するとともに、上半身の背中、肩甲骨周りストレッチ、癒着剥がしを行い、同時進行で燃える身体を作っていきます。