「姿勢が良い人」は「お腹が固い」、「姿勢が悪い」と「お腹が出る」
姿勢が良い方は、お腹に筋肉が発達するため、お腹が固くなってきます。これは骨盤がフラットな証拠です。フラットな骨盤であれば、お腹に力を入れやすいため、歩くだけでも筋肉が付くのです。それが体幹、コアマッスル、インナーユニットです。逆に姿勢が悪くなりますと、骨盤が傾むき、お腹に力がはいりづらくなります。それによってお腹の筋肉は弱くなり、お腹が出てくるのです。
お腹がでているのは内臓脂肪ではなく、骨盤が倒れているだけかもしれない
お腹が出ている方は、お腹に内臓脂肪が溜まっていると考えますが、実はこれ、骨盤が前に倒れ、お腹に力が入らず筋力が弱り内臓が飛び出ているだけかもしれません。お腹が飛び出る原因は、人によって異なるのです。多くの方は、骨盤が倒れて内臓が飛び出ることと、内臓脂肪の合わせ技です。
姿勢が良くなるだけでお腹が引っ込む
骨盤が前に倒れ、お腹が出ている方は、骨盤の傾斜を解消するだけで、お腹を引っ込めることができます。骨盤はなぜ倒れるか? 多くの場合太腿前の筋肉、大腿四頭筋の使い過ぎでこの筋肉が骨盤を前に倒します。それにより腹部に力が入りづらくなり、筋力が弱り、内臓が飛び出てくるのです。
骨盤が倒れた状態で腹筋のトレーニングをしても無駄
骨盤が前に倒れた状態で腹筋のトレーニングをしても、無駄に終わります。それは腹筋のトレーニングでは、骨盤の傾きは解消されないからです。骨盤が前に倒れているために腹部の筋肉を使えないわけで、そこの筋肉を鍛えても、普段そこの部位を使いにくい体であれば、また筋力は落ちてしまうのです。先ずは太腿前の筋肉をリリースし、骨盤の傾きを是正し、お腹の筋肉を使いやすい身体にすることが最も重要です。当院では、筋力トレーニングをするのではなく、歪みや癒着、身体を制限するあらゆる要因を手技で取り除くことで、筋肉を使いやすい身体に切り替えます。
(Visited 1 times, 1 visits today)