「魚類の動き」を歩行に取り入れる
魚は泳ぐとき、中心からうねるように身体を動かし泳ぎます。このうねるという動き、中心、背骨からうねるように水に力を伝え、泳ぐ動き、中心からスムーズに力を伝えるこの動きを、人間にも応用します。背骨から脚をムチのようにうねらして、身体を動かすことができれば、全く無駄のない身体に変わります。多くの方は腰椎という腰の背骨と骨盤が一体化し、一つの塊になってしまっています。これでは力を上手く伝達できません。
魚類のような動きを手に入れるには、一つ一つの骨を「バラバラ」にする
魚の動きを見れば分かりますが、全身をくねらして泳ぎます。このくねらす動きのポイントは、中心が動いているということです。人間でいえば、骨盤から背骨にかけてです。この骨盤、背骨の一つ一つが自由に有機的に動くのならば、このうねらすという動きが可能になります。
現代人は「座りっぱなし」の生活で骨盤と腰椎が一体化している
お尻が大きくなる、くびれがない、これらの状態は骨盤と腰椎が一体化、塊化している証拠です。骨盤周りの筋肉、お尻の筋肉、腰部の筋肉が固まり、癒着を起こし、最終的に骨も動きを失います。これによりうなるような動きは難しくなり、塊として歩くことになるのです。
一つ一つの筋肉、骨を再び「分化」する
当院では歩行の際に重要な骨盤と腰椎の分離を、施術を通じて行います。お尻の筋肉、骨盤周りの筋肉、腰椎を取り巻く筋肉をほぐし、動きを取り戻していきます。背骨を中心に力を脚に伝えれる身体を作ります。中心から末端に、体幹から末端に、無駄なく力を伝達できる体を目指すことで無駄な筋肉、無駄な脂肪のない身体を作ります。
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