「骨盤」矯正だけで下半身太りを解消しようとすれば失敗する
骨盤は重要です。骨盤周囲の筋肉を弛緩し、骨盤の動きをクリアにすることは大切なことです。ですが、骨盤だけで全てを解決しようとすると失敗します。骨盤はあくまで下部構造の上位に位置し、最下層にある足の影響をダイレクトに受けるため、骨盤は脚の影響でどこまでも倒れ傾き、不具合を生じます。ですから、脚やせを骨盤矯正だけで完結することは不可能なのです。
ただし、「骨盤」周囲の筋肉を徹底的に弛緩し、過度な緊張を取ることは必須
骨盤周囲の筋肉を弛緩し、過度な筋肉の緊張を取り除くことは大変重要なことです。特に座りっぱなしの人はお尻の筋肉、臀部が固まっていますから、そこで歪みの基礎ができてしまっています。ですから、お尻を中心とした筋肉群をリセットし、そこから派生する問題は解決しなくてはなりません。
7割は脚そのもので脚やせは決まる
骨盤矯正、骨盤のリセットの重要性は、脚そのものの施術に比べれば2割程度であると考えます。脚には脚独自の癖があり、脚は体の全体重を支えているため、一度癖がつくとなかなか自然にはその癖は解消されません。朝起きて立ち上がった時から、人はその癖を使って歩行を始めます。
「骨盤」の中を通る腸腰筋が使えるように体をもっていく
脚の施術を行っていきますと、脚の筋肉の使い方が正しくなってくるため、骨盤の中を通る腸腰筋を体が使えるようになってきます。腸腰筋は背骨を利用して脚を引っ張り挙げる筋肉であり、この筋肉を使えるようになりますと、脚の筋肉の負担が減るのです。中心、コアが脚を利用して歩くような形になるのです。
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