意志が弱い人間、自己管理が出来ない人間が太るという「デマ」
アメリカでは高給取りに太った人はいない、、、という情報が日本に届くようになり、、、肥満は自己管理能力の低い人、肥満は意志が弱い人がなるものであるというデマが流れました。実際には痩せよう痩せようと無理を重ねれば重ねるほど肥満は改善されませんから、ストイックな方ほど太りやすいのです。体型を一切気にしない人ほど肥満から遠ざかります。
「炭水化物」は太るから摂らない方が痩せるという「デマ」
○○ザップで有名な炭水化物制限ダイエット、炭水化物を極限まで制限することで痩せようとするダイエットですがこれは完全なデマです。炭水化物は脳にとって大変重要な糖を摂取するのに適しています。大切なエネルギー源です。この糖を制限すれば身体は糖の飢餓状態になります。飢餓状態が長く続きますと身体は危機的状態になりますから糖質制限、炭水化物制限ダイエットを辞めた途端にリバウンドを始めます。
摂取カロリーを消費カロリーよりも抑えれば痩せるという「デマ」
摂取カロリー制限ダイエットの問題点は、身体はカロリーさえきちんと摂れば健康になれるという大前提に間違いがあるのです。身体はカロリーだけでなく、ビタミン、ミネラル、そしてバイタリティーを食事から摂ります。もしもビタミン、ミネラル、バイタリティー(生命力)が不足した食生活を続ければカロリー制限しても太ります。なぜならば不足した身体は、脂肪貯め込みモードに切り替わり、摂取エネルギーをどんどん消費しない身体へと変化していきます。結果的に太りやすい体質になってしまうのです。
毎日30分ウォーキングすれば痩せるという「デマ」
毎日長時間運動して消費カロリーを増大すれば痩せるというデマがあります。
長時間運動するのが楽しめる方はこの方法で一時的に痩せます。なぜならば運動そのものが楽しければ消費カロリーが一時的に増加して、その分は脂肪が減少するからです。ところが運動に飽きてくるとまた太り始めます。それは運動するストレスが抗ストレスホルモンを分泌し、貯め込みやすい体質にシフトしてしまうからです。
人間の身体をカロリー計算だけで変動するドラム缶のように考えるダイエット方法は全てデマです。
人間には心があり、この心を不快にさせるダイエットは失敗します。