施術例1
症状 (Aさん お悩み 下半身太り、むくみ、肩こり、首のコリ)
Aさんは「下半身太り、むくみ、肩こり、首のコリ」の解消でご来院頂きました。先ずAさんは股関節の動きに問題を抱えていました。股関節は股関節の外側に強い緊張がありますと、大腿骨を外側に引っ張り、その結果骨盤と大腿骨のはまりが悪くなり、異常を発生します。先ずは股関節周辺の筋肉の過度な緊張を取り除くことで、股関節痛を緩和、足の動きを正常化しました。
次に下半身太りについて。Aさんの下半身太りは股関節の動きの悪さからくる無駄な筋肉の発達と、それに伴って使えない足の部位の脂肪化でした。足外側、前側に無駄な筋肉が発達し、そこが冷えて上に脂肪が乗っていました。さらに足内側、足裏側の筋肉が使えていないことから、その部位に脂肪がついてバランスをとっている状態でした。先ずは足外側、前面の筋緊張を取り除くことで、無駄な筋肉を取り除き、重心を中心に戻すことで足内側、裏側を使える身体に。中心を使って歩くことで足内側、裏側の筋力回復、それに伴う脂肪解消を促しました。
むくみは足の筋肉の使い方に偏りがありますと起こります。むくみは水分の滞りです。重力で落ちた水分や血液をスムーズに上半身に送り込むには、筋肉が正常に働く必要がありますが、足の内外筋力バランスが狂っていますとそれが出来ません。下半身太り解消のための施術がそのまま効果を発揮します。
肩こり、首のこりは立位バランスで考えます。肩こり、首のこりの特徴は、先ず女性に多いことからも分かるように、筋力の低下が大きな原因になります。特に肩こりは圧倒的に女性に多く、これは女性が男性よりも筋力が少ないことが原因です。当院では下半身を整えることで骨盤の角度を正常化し、腹部を中心とした体幹に力が入る身体を再設計します。それにより普段の生活を通じて筋力アップを図り、肩こりの解消を促します。首のこりも立位バランスを整えることで肩こり同様に解消します。
下半身太りと肩コリはワンセット
下半身太りで悩む方は肩こりを併発しているケースは多々あります。これは当たり前の話で、下半身太りは下半身の誤った使い方が引き起こしますが、下半身は建物、建築物で考えれば下部構想、土台、基礎に位置するため、下半身が歪めばその影響は上半身全てに影響します。女性が下半身太りを引き起こすほどに下半身が歪んだ場合、上半身の筋肉は極端に減ります。特に体幹部分は筋力が無くなってしまい、それを補う形で肩の外側に筋肉が迫り出してきます。結果、肩を強張らせてバランスをとるために肩こりや首のこりが引き起こされるのです。
施術例2
症状 (Bさん お悩み:O脚・足の冷え)
Bさんは立ち仕事する方。「足の歪みであるO脚と、足の冷え」で悩み、ご来院頂きました。先ず、Bさんは立ち仕事で足の筋肉という筋肉が強張っていました。筋肉が筋っぽくなり筋緊張がマックスに。特に、足外側と足前側の筋肉がカチカチに固まっている状態でした。施術を行っていきますと足首が強く硬直し、スナップが効かない状態に。その結果、太腿前の大腿部四頭筋を伸ばすことができない状態になっていました。こうなりますとブレーキ筋である大腿部四頭筋肉が日々緊張状態にあり、これはブレーキが利いた状態で歩き続けていたことを意味します。ブレーキが利いた状態で歩き続けますと、結果、無駄な筋肉が付き始めます。足外側の筋肉が足内側の筋肉に対し7:3の割合で使うようになりますと、内外格差で脚は歪み始めます。この結果がO脚・X脚・XO脚です。硬直しきった脚は血流が悪くなるので、やがて冷えに発展します。
解決方法
立ち仕事をされる方の筋肉は、他の方に比べ緊張が強いのが一般的です。かなり強張っているため自身でのマッサージ・ストレッチの効果には限界があり、諦めてしまいます。施術では特殊な方法で、この強張りを直接取り除いていきます。一箇所一箇所、丁寧にその部位の硬直を取り除くことで、身体は元の硬直していない状態に戻っていきます。立ち仕事での硬直は、ストレッチなどのモーションでのリセットは効果が薄く、直接部位に刺激を加える方法を特に優先します。また足首の歪みが強くなるまで硬直が進みますと、足痩せのストレッチが出来なくなりますので、足首の硬直リセットは優先して行います。筋緊張が強い脚は、施術時の刺激に対する痛みも強く感じるケースも多々あります。3、4回目まではある程度痛みに対し我慢が必要になります。
施術例3
症状 (Cさん お悩み:産後太り)
Cさんは「出産後、全く痩せなくなってしまった」ということで来院頂きました。出産時は骨盤を最大限開き、産道を開いて出産します。その際に骨盤周辺の筋肉を、身体は一時的に弛緩させてこれを行うわけですが、元々骨盤周辺の筋肉が固まっていますとこの際に元に戻らなくなります。つまり出産時の一時的な骨盤開大が、そのまま継続してしまうということです。それは筋肉自体に伸縮が欠如していたために引き起こされます。
解決方法
解決方法は簡単で、骨盤周辺の筋肉をもう一度全て柔らかくすることにあります。無駄な硬直が骨盤の開閉の動きを阻害しているわけですから、しっかりこれを解決することで再び骨盤が動きを取り戻します。勿論、骨盤周辺のみを柔らかくしてもすぐに戻ってしまうので、骨盤を中心にそれ以下全ての部位のリセットが必要になります。骨盤を中心とした外側をリセットすることで、骨盤底筋群を始めとする身体中心の筋肉に力が入りやすくなり、骨盤に中心に部位が集まっていきます。
施術例4
症状(Eさん 悩み:下半身太り・猫背)
Eさんは「出産後の体型変化・下半身太り・猫背改善」のためにご来院頂きました。大前提とし下半身のバランスが崩れた状態の方はほぼ猫背です。それは下半身のバランスが崩れることで、体幹に力が入らない身体になり、その結果、肩が迫り出すため前のめりになります。それが猫背に繋がります。下半身の歪み改善・バランスのリセットは、そのまま猫背改善に繋がります。
解決方法
Eさんの、出産前からの足の歪みが強かっただろうということは容易に推測できました。それは足内側に筋肉が全く無かったなからです。足内側を全く歩行に使えてない体は大腿骨が外に飛び出てきます。これは足外側の酷使による足外側の筋繊維の硬直・癒着によるものです。体脂肪が少ない、皮下脂肪も付き難いEさんは、バランスをとるように足内側に脂肪がつくこともなく結果、歪みが強調されます。また大腿骨の外への出っ張りも形として目立つようになるのです。施術では足外側の過度な緊張・癒着を削ぎ落としていきます。大腿骨が中央に収まるまで施術を続けていきます。大腿骨の中央への収まりに比例して骨盤の角度が変化し始め、骨盤が安定します。結果、体幹・インナーユニットが使える身体に。背筋が伸びて猫背は改善されていきます。
施術例5
症状 (Fさん お悩み:下半身筋肉太り)
Fさんは中高時代の部活動で、「下半身が筋肉太り」を起こしていました。下半身がパンパンでかつ腫れたような状態になっている方は、過去に部活などで身体をいじめ、なおかつ、現在も運動を続けている方の特徴です。運動は身体に良い、体型維持に良いというのは迷信で、実際には運動後に何もメンテナンスしなければ固まり、強張り歪んできます。そして、それを長期間続けることで、メンテナンスすら出来ない身体にシフトします。身体は使い方が間違ってきます。必要以上に筋肉を使って動かさなくてはならなくなります。結果、筋肉太りを起こします。スポーツをしたことで筋肉太りを起こしたのではなく、スポーツ後のメンテナンス不足が筋肥大・筋肉太りを引き起こします。
解決方法
過度なスポーツを長期間続けた脚はパンパンですから、ソフトなマッサージでは改善に時間がかかり過ぎてしまいます。ある程度しっかりとした刺激圧で、筋肉を芯から柔らかくしていく必要があります。インナーマッスルではなくアウターマッスルが過度に発達しているケースも多く、表層からスタートして深層筋にも同時にアプローチしていきます。しっかりとした施術を行いますと、施術毎に筋肉が柔らかくなることを肌で感じます。この変化が筋肥大を抑え表層の筋肉のスリム化に繋がります。
施術例6
症状 (Fさん お悩み:下半身太り・お尻下垂・慢性疲労)
Fさんは立ち仕事をする方。「下半身太り・お尻の下垂と慢性疲労」でご来院頂きました。立ち仕事でかつヒールを履いているために前重心に。ヒールを履き続けると、前に身体が倒れるため前重心になります。前重心になりますと倒れないように、太腿前の筋肉である大腿部四頭筋・ふくらはぎが発達し、筋肥大を起こします。そしてその状態が継続しますと、ヒールを脱いでも前重心が固定してしまいます。これで体型の崩れが固定化されます。立っているだけで疲れる身体になってしまうのです。
解決方法
ヒールを履き続けた身体は太腿前の筋肉の硬直化・癒着が強いので、これを解消することで50パーセントは解決します。逆に言えばここを変えないと身体は変化しません。ふくらはぎの筋肥大も続けて直接施術で筋肉を柔らかくし、血流を流し、癒着を取り除くことで解消していきます。多くの場合ヒールを履き続けた身体は出っ尻になります。これはヒールでむりやりお尻を上げるからです。結果、お尻の筋肉は逆に落ち、下に下がります。太腿前の筋肥大を取り除きますと、自然と出っ尻が解消されてきて、それに伴いお尻の筋肉も締め上がります。
施術例7
症状 (Gさん お悩み:下半身太り)
Gさんは「運動不足からくる筋力低下、過食による皮下脂肪の肥大による下半身太り」でご来院されました。圧倒的な運動不足で筋力が低下しているため、食べても全く燃えない、また滞りが強いため血流が流れず、各組織は栄養不足を起こしていました。細胞レベルで栄養不足を起こしますと、身体は脂肪を溜め込んで解決しようとします。そのため食べても食べても栄養状態は悪いが、脂肪だけはついてしまうような体型が確立されます。
解決方法
解決方法は先ず、全身の流れを良くして細胞レベルで栄養状態を良くすること。これにより皮下脂肪は確実に小さくなります。そしてさらに筋力をつけるために、全身のストレッチが必要です。足を大胆に動かすストレッチを行うことで、筋力強化を図ります。その際にストレッチの動きを制限する部位、癒着を各ストレッチごとに取り除いていきます。全身がスムーズに動くようになるレベルまで筋緊張・癒着を取り除くことが出来れば、下半身だけでなく全身は痩せていきます。
施術例8
症状(Hさん お悩み:下半身太り・肩幅肥大)
Hさんは「下半身太りと、肩幅の広さ」が気になってご来院頂きました。実はHさんの下半身太りと肩幅の広さは相関関係があります。下半身太り=肩幅太りです。どちらも中心ではなく、外側に力が入った体型なのです。中心に力を入れることが出来ないために、外側に力が入る体型になってしまっているのです。中心軸がなく軸が外に二本立っている状態です。この状態は足の外側と肩に力が入る体型です。結果、動けば動くほどに足と肩が大きくなっていきます。
解決方法
解決方法は中心に軸を戻すこと。中心軸を身体に形成します。そのために先ずは、外側についてしまった無駄な筋肉を落とす必要があります。外側の固くなってしまった筋肉を柔らかくし、中心に力が入る身体にシフトさせなくてはならないのです。これを継的に行いますと下半身太りと肩幅肥大は同時に解決していきます。
施術例9
症状 (Iさん お悩み:下半身太り・セルライト)
Iさんは「下半身太りと、セルライトの解消」のためにご来院頂きました。セルライトとは脂肪の繊維化です。脂肪に栄養が届かなくなり、脂肪が繊維のように異質化します。大前提として血行の悪さ、下地の筋肉の欠落があります。下半身太りの解消と同時進行でセルライト部の血行の改善、その部位の筋力を回復をしなくてはなりません。食事内容が悪いことも原因ですが、皮下脂肪の下にあるべき筋肉が無くなっていることも大きな要因になります。
解決方法
Iさんは先ず、第一に脂肪の下の筋力が不足している要因として、可動域の狭さが気になりました。関節がロックされ足が上手く動けていません。なぜならば、関節を中心とした部位の硬直があります。関節周りを中心に部位をリセットすることで、動きを取り戻し筋肉を回復させます。これにより普通に歩くだけで筋肉が付くようになります。結果、その上のセルライトは消滅します。具体的には、やはり脚の外側ばかりを酷使しているアンバランスから、内側の筋肉が使えていない状態に。脚外側の筋肉を柔らかくし、癒着を剥がし、そぎ落としていきます。脚内側を自然に使える身体に戻すことで脚内側の筋力を高め、そこからもセルライトを無くしていきます。
施術例10
症状(Jさん お悩み:下半身太り・肩こり・頭痛)
Jさんは「下半身太り・肩こり・頭痛の解消」でご来院頂きました。頭痛の多くは首の筋肉の緊張、さらに頭蓋骨を取り巻く各種筋肉群の緊張が直接の原因になります。頭蓋骨は本来、夕方になると弛み休む準備、寝るための準備を始めます。ところが頭蓋骨を中心とした各種筋肉が過度な緊張を起こしていますと、この弛緩が起きません。それはすなわち眠るための準備が出来ないことを意味します。身体はこのような状態になった時、頭痛を起こすことで無理やり身体を弛緩させようとします。頑張るということを痛みで辞めさせて、これ以上の緊張を防ぐのです。Jさんの頭痛の直接的な原因は頭蓋骨周辺の筋肉群の緊張ですが、それを引き起こした間接的な原因は、下半身のアンバランスさにあります。肩こり同様に下半身が歪んでいる方の頭痛は多いです。下部構造の歪み・アンバランスさが、上部構造である首や肩の筋肉を過度に緊張させるのです。
解決方法
下半身太りの解消はそのまま頭痛の解消になることは上記で述べました。下半身太りを施術で取り除くことにより、同時進行で頭痛を解消していきます。さらに、固まってしまった首の筋肉・頭蓋骨周辺の筋肉をリリースすることで、頭痛を解消していきます。Jさんの下半身太りは立ち仕事による筋肥大。本来使うべき筋肉が使えず、脚外側・前側が大きく肥大していました。この部位を施術で解消し、中心を使える身体に。中心軸上の脚内側の筋肉を発達させます。それにより脚内側・裏側の脂肪を無くしていきます。下半身太りを解消することで頭痛解消の基礎を作り、さらに直接頭蓋骨周辺の筋肉を弛緩することで同時進行で頭痛を解消します。