壁開脚は足りない筋肉をつけるストレッチ、太腿前面はいらない筋肉を無くすストレッチ
このブログでも何度も伝えています壁開脚、これは妊娠できる体を形成する最強のストレッチです。骨盤を下から支える骨盤底筋群を鍛え骨盤の角度を安定します。そしてもう一つ重要になるストレッチが太腿の前面を伸ばすストレッチです。太腿の前面は骨盤を下に引っ張る力を持っていてこの筋肉群が固まれば骨盤が下に引っ張られ骨盤は傾きます。太腿前の筋肉、大腿四頭筋を伸ばすことで骨盤が正常の位置に戻りやはり安定するのです。どちらも方法は異なりますが目的は同じです。
この二種類のストレッチを気分で使い分け骨盤を常に正位置に保つ
足りない筋肉をつけて骨盤を正すか、いらない筋肉を削ぎ落として骨盤を正常に保つかどちらも重要になります。体には得手不得手がありどちらが気持ちが良いか、そこを第一に考えてもらえればいいかと思います。重要なことは骨盤を正しい位置に保持し、中心軸を作り上げることです。これにより内臓下垂が解消し子宮が正しい活動を再開します。さらには下半身の気血水の巡りがよくなり子宮に気血水が巡る体になります。頭寒足熱を体現できるようになるのです、それほどまでに下半身のストレッチは不妊治療には効果的です。
「老いは足から」これは真実
高齢者の方は脚が非常に弱々しい、これは東洋医学的にも間違いなく真実です。気血水の流れ、特に気血は下半身にしっかりと降りる、巡ることで筋肉は形成されますがこの流れがなくなれば筋肉は落ちていきます。脚が冷たい、という方は実は筋力が弱ってきている証拠なのです。これは筋肉が落ちたから脚が冷たいのではなく脚を巡る気の流れがなくなって先ずは冷えを感じさらに筋肉も形成されなくなっていくからです。気の巡りとは実はかなり筋肉形成に重要なのです、というよりも気の巡りさえ良ければ体は必要な筋肉を保持できます。これらの考え方はほとんどの方が認識していませんが東洋医学では当たり前の考え方です。
まとめ
「太腿の前面を伸ばすストレッチだけで妊娠できる体になれる理由」というテーマで今回ブログを制作しました。不妊症の原因の一つである「骨盤の歪みからくる内臓下垂」これを解消するのにテキメンなのが今回のストレッチです。このストレッチをすれば分かりますが太腿前の筋肉は非常に硬くなっていて骨盤を引っ張っています。この引っ張りで骨盤は傾き、内臓は下垂します。この筋肉の硬直を解消するだけで内臓下垂は確実に解消されていきます。