排卵、卵管、子宮因子など各種因子は東洋医学で考えれば全て明白
西洋医学は組織的変容を突き止めそこに名前をつけることで不妊症解決を図ります。東洋医学では妊娠するという機能が落ちているということからその機能を司る気の流れを変えることで解決を図ります。先ず全身の気の流れを良くすることを大前提にしてさらに腎という機能を高めます。東洋医学では腎が精気を作り出し、この精気が子孫を作り出す力になると考えます。この腎が衰えることで子孫を作り出す力を失った状態が不妊状態です。
自律神経からのアプローチは東洋医学のアプローチに似ている
整体施術では背骨に沿って分布する自律神経の狂いを改善することで機能改善を図っていきますがこの自律神経の分布は東洋医学の経穴と密接に関わります。東洋医学では何千年も前から背骨に沿った箇所に各種内臓の重要なツボがあると考えそこにお灸や針を置いて治療に当たりました。これらのツボは兪穴と呼ばれ各種内臓を治すツボと呼ばれてきました。この場所は西洋医学でいう自律神経分布の場所であり各種内臓をコントロールするという機能そのものです。ここで東洋医学の考え方と西洋医学の考え方がリンクします。
骨盤の角度を変えると体が変わるという考え方は東洋医学にはない
私は整体師ですから体の歪み改善の専門家です、人間の体の歪みを日々観察していますと歪みを作り出す一番の原因は大腿四頭筋でありこの筋肉が骨盤を傾かせ、そこから背骨がう歪んでいることに気づきます。体の歪みの根本原因、自律神経、各種兪穴へのアプローチ、これらをトータルで解決しなければ不妊症は解決しないというのが私の考え方です。
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