脚の前面の脂肪は取れたが内側の脂肪が取れない
施術をしていく上でどの気の流れから施術をしていくかはその方の体によります。過食傾向にある方は脚の前面、胃の経絡、脾の経絡から施術を行っていきます。するとそのラインを通じて脚の歪み、脂肪は取れていきます。しかしながらそれだけでは脚の内側の脂肪は取れない可能性があります。この場合は脚内側を流れる腎経、肝経の流れを変える必要があるのです。
脚内側を流れる経絡はデトックス系の経絡
脚内側を流れる経絡である腎経、肝経は体の機能としてはデトックス系の経絡です。肝、腎は血液を浄化するという意味では同じような役割を担っています。体を綺麗にするという意味ではこの二つの経絡は重要な役割を果たします。
開脚は体を綺麗にする経絡を刺激する
脚内側を伸ばす動きは体を綺麗にする経絡、腎、肝の気の流れを調整します。血液を浄化しますからこの流れをスムーズにすればするほど体を構成する機能が高まります。開脚のストレッチはこの二つの経絡の機能を高めます。ただしストレッチで効果がでない場合は肝兪、腎兪と呼ばれる背中のツボから流れを改善しなくてはなりません。