日本人は先進国で最もタンパク質を摂っていない
日本人は実は栄養不足です。先進国中で最もタンパク質摂取量が少ないのです。タンパク質とは英語でプロテイン、このプロテインの語源は第一のという意味であり栄養の中で最も重要な栄養素なのです。このプロテインの摂取量が少ないのですから様々な影響を体に与えることになります。その一つが肥満です。プロテイン、タンパク質の摂取量が少ないということは代わりに何かを摂っているということ、それが炭水化物です。炭水化物とはタンパク質、脂質以外の食事のことであり穀物、野菜などになります。この炭水化物は体内に入れば脂肪に代わるものであり過剰摂取はそのまま過剰脂肪になるのです。
炭水化物とは食物繊維+糖質のこと
炭水化物とは食物繊維+糖質のことです。お米を食べれば食物繊維と糖質が体内に入り込みます。この糖質こそが脂肪の元になります。糖質は最終的にブドウ糖に分解されてそのまま血中に入り込みこれがインスリン分泌によって細胞内、脂肪内に取り込まれるのです。運動によってこのブドウ糖が使われてしまえば問題ないのですがそのまま未使用であれば脂肪が膨らんでいきます。男性であれば主にお腹に、女性であればお尻や足などの皮下脂肪の中で肥大化していくのです。タンパク質の摂取量が少ないということはその分炭水化物の量が多いということですから日本人は脂肪が溜まりやすいということになります。
タンパク質、脂質の量を意図的に増やす
タンパク質摂取量、脂質摂取量を増やせば必然的に炭水化物の量は減ります。これは太る要因をそのまま減らすことになります。なぜならばタンパク質、脂質は摂りすぎても太ることはないからです。脂肪細胞に取り込まれるのは炭水化物に含まれる糖質のみです。ということでタンパク質、脂質の摂取量を意図的に増やす方法は結果的に炭水化物、糖質を減らすことのなりますから脂肪太りを解消する方向に体をシフトさせます。