安定した食料源としての炭水化物
人類は小麦の栽培に成功することで安定した食料源を確保することができました。そして小麦の栽培に成功した人類は稲、とうもろこし、じゃがいもと穀物を次々に発見していったのです。結果人口は今現在も毎日のように増加しています。一年間でタイ国家分の人口が増えています。これは人類が小麦を中心とした穀物の栽培に成功したからに他なりません。しかしながら人類はこの安定した食料源に問題が潜んでいることには盲目でした。穀物は加熱をすることでデンプンとして食べることができるのですがこのデンプンは体内に入るとブドウ糖になりこのブドウ糖は血糖値を急上昇化し血管を傷つけまくるのです。さらにブドウ糖は血液をドロドロにするがために血行が悪くなり体を栄養不足化します。肥満になるにも関わらず体内は栄養不足という矛盾したような状態に陥ります。
炭水化物摂取は30代から成人病として発病し始める
血糖値の乱高下は血管にダメージを与えそして血行不良からの栄養不足を引き起こします。このサイクルを防御する術を人間の体は持ち合わせていません。では何が血糖値の乱高下を引き起こすかと言えば糖質です。砂糖、ブドウ糖、精製した穀物は確実に血糖値の乱高下を引き起こすのです。これはニコチン、アルコールが体内にダメージを与え続けるのと同じ仕組みです。二十代は細胞内に蓄積されたブドウ糖は代謝によって燃焼され肥満に繋がらなくても30代以降はほぼ確実に肥満として蓄積されていくのです。結果男性の50%は肥満体型になっていきます、ビール腹という形で。そして40代以降は症状としてあらゆる炎症が起き始めます、肌荒れ、疲労、倦怠感、寝不足、生理不順、などなど。
30代からは未精製の穀物に、50代からは取らなくていい
ブドウ糖はしっかりと燃焼してしまえば問題は少ないのですが燃焼できない場合にそのまま脂肪細胞の肥大化に繋がっていきます。ですから30代からは未精製の穀物に切り替え50代からは穀物は取らなくてもいい、というのが私の正直な意見です。いきなり炭水化物、糖質を完全にシャットアウトするのは難しいので摂取しても害が少ない方法に切り替えていくのが良いのではないでしょうか。お酒も、タバコもほどほどであれば人生を豊かにしてくれるものであり炭水化物もそのような嗜好品として扱うのが健全な付き合いです。