血管は実は長い
人間の体内にある血管はトータル地球二周半分の長さになります。この地球二周半分の血管が血糖値の乱高下で傷つきまくり血管がボロボロになることで人は老化していきます。もしも不健康になって健康を取り戻そうとするならば先ずはこの地球二周半分の血管修復から始めなくてはならないのです。成人病やメタボリックドミノが始まった時になかなか回復、修復しない理由は血管の老化が根源になっている可能性が高いからです。いくら表層の症状を薬で解消してもメタボリックドミノは止めることができません。なぜならば地球二周半分の血管が血糖値の乱高下でボロボロになり血流が悪化している可能性があるからです。
血管は血管平滑筋という筋肉
日本人の血管がボロボロになっているのは血糖値上昇を引き起こす糖質、炭水化物の過剰摂取とタンパク質不足、脂質不足が原因です。毎食ご飯、パスタ、パンなどの穀物を食べていれば毎食ごとに血糖値上昇、血糖値乱高下、血糖値スパイクを引き起こしドロドロになった血液が血管や全細胞を傷つけていきます。さらにタンパク質量、脂質の摂取量は先進国最下位ですから血管という筋肉を修復できないのです。これで血管年齢は毎食ごとに増えていきます、歳を重ねていきます。血管がボロボロになってから肥満を解消しようとしても結果が出にくいのは肥満のベースである血管修復が終わっていないからです。
血管とは全身のパイプライン
パイプラインが錆切った状態で石油を流しても末端にはほとんど供給されないように、血管も老化すれば体は栄養不足状態になっていきます。全身が栄養不足ですから体はさらに食べ物を欲しがるわけですが、ここで食べるのがまた炭水化物、これによって体は食事を食べるたびに血管がボロボロ、かつ栄養不足になっていくのです。このメカニズムを早く知ることで炭水化物摂取量を減らしタンパク質脂質摂取量を増やしていきます。理想のタンパク質摂取量は1日100g、これを摂取すれば毎食ごとに血管が修復されていきます。