太らせるには穀物
豚や牛の畜産では穀物を食べさせて太らせます。とうもろこしなどの穀物は食物繊維と糖質で出来ていますからこれらを与えれば豚はそれをブドウ糖に分解し中性脂肪を太らせていきます。そして彼らは朝から晩まで食べ続けます、なぜそのようなことが可能かと言えば穀物に栄養がないからです、栄養がないからこそ食べ続けることができるのです。もしも栄養が満たされてしまえば満腹中枢の働きで食べることができなくなります。一方人間はどうか?我々日本人も朝から晩まで穀物を食べます、穀物には栄養がないので10時のおやつ、3時のおやつ、食後のデザートが必要になるのです。こうして実は一日中穀物や糖質を摂取しているのです、ですから当然ながら太るのです。
三十を超えると男性の二人に一人は肥満
30歳を超えると男性の二人に一人が肥満になります、男性は内臓脂肪が肥太っていきビール腹になっていきます。ビールはまさに糖質の塊ですから表現通りで過剰な糖質はお腹についていくのです。女性は皮下脂肪が肥え太っていきますからお尻、下半身を中心に太っていくのです。この原因こそが穀物、糖質、炭水化物です。穀物の恐ろしいところは栄養が無いにも関わらず血糖値が上がることで幸福感を感じてしまうということです、穀物をメインにした食事をすると幸福になれるのです、ですから我々にとって食事とはストレス発散なのです。ですが野生動物はそのように食事をしていません、食事を通じて幸福になるなど一切ないのです、それは血糖値を上げるような食事をしていないからです。野生動物にとって食事とはただ栄養源を確保するだけのことなのです。人間は食事を通じてストレスを発散しようとして穀物を食べます、そして一時的に確実に幸福感を得ますがそれは一瞬で直ぐに血糖値が下がりイライラに変わるのです。
もしも健康に長生きをしたいならば
もしも健康に長生きをしたいのならば栄養があるものを中心に食べなくてはなりません、それが肉、卵、チーズといった動物性食品、タンパク質、脂質、ビタミンを多く含んだ食品です。これらをしっかりと食べて栄養が満ちてから穀物、野菜、果物を食べなくてはなりません。日本人は穀物を主食にし副菜に野菜を食べます、するとお肉、卵、チーズなどのタンパク源、脂肪源を摂取する余力が無くなってしまいます。慢性的な栄養失調に陥るのです。先ずは穀物、野菜が健康に良いという固定観念を捨てて本当に必要な栄養素を摂ることからスタートします。