靴を履く現代人は「足底筋群」が弱っている
足の裏には足底筋群と呼ばれる筋肉群があります。この筋肉は足の指に力を入れて踏み込んだりする時に使う筋肉です。
ところが現代は靴文化なので、足の指を使う機会が減り、この筋肉は退化してきています。
足痩せ、美脚を目指すケースでは、この筋肉を意図的に鍛えていきます。なぜならば、足裏の筋肉を歩行に参加させることで、歩く時の負担を分散出来、ふくらはぎや、太腿が痩せやすくなるからです。
足裏が歪んでいれば「足底筋」は使えない
ただ足裏を意識すれば足底筋を使えるわけではありません。
足裏の形が、外反母趾や浮足(足の指が浮いている状態)である場合、足底筋群が使いにく状態になっています。
ですから足裏の形の歪み改善がポイントになってきます。
足裏の歪み改善も先ずは「癒着剥がし」から。
足底筋を活性化させるためには、足裏の歪み改善が必要になってきます。
この歪み改善には、骨と筋肉、筋肉と脂肪の癒着剥がしが有効です。
足裏にはとてつもない体重がかかります。あらゆる組織が癒着しやすい状況にあります。
ですので当整体院では、この癒着を時間をかけて剥がしていきます。
癒着が剝がれることで、筋肉は再び自由になり活性化されていきます。そして活性化されることで、筋肉は強度を取り戻しますし、癒着していることで引き起こされる歪みも取り除かれていきます。
足裏のマッサージが痛いのはそれだけ「滞りやすい」、そして感度が高い
足裏の癒着を剥がすのは痛いです。なぜならばそれだけ癒着が起きやすい点もありますが、足裏は大変感覚が鋭く出来ています。
裸足で歩いている時は如実ですが、地面にはあらゆる危険物が落ちていますから、足裏は瞬時にそれを感知して避ける必要があります。
そのような理由からも足裏は大変感覚が鋭いです。
逆に言えば、足裏の状態の変化は歩くたびに全身に波及します。足裏の状態の変化は歩くたびに全身に影響を与えます。
足裏を全開で使えることは、その他の筋肉の負担を軽減し、脚やせ、美脚作りへ大きな一歩になります。
まとめ
「足裏筋肉の発達が足を細くする」というテーマで今回ブログを製作しました。靴底が固いブーツやヒールなどを頻繁に使っていますと足裏の筋肉を上手く使えない身体になり結果脚裏以外の筋肉を過度に使う脚になってしまいます。つまり脚の筋肉が肥大化するということです。足裏の状態を鋭敏に使える身体にすることは美脚つくりにおいて重要です。