「スポーツジム」に毎週通っていたら太ったという事実
1日30分の散歩、水泳、ウェイトトレーニングなど、自分自身のノルマを課して行うエクササイズダイエットは痩せるどころか太る危険性をはらんでいます。
毎日運動すればもちろん、筋肉活用による消費カロリーは増大します。ところがこの無理なエクササイズはストレスを生む可能性があります。
無理なエクササイズでストレスを増大すれば、そのストレスを脳は飢餓と誤認識し逆に体脂肪の設定値を上げる可能性があるのです。
体の体脂肪設定値が25%として、強引に運動で体脂肪を下げれば身体は、代謝を変え、脂肪蓄積モードに切り替え、体脂肪率を30パーセントに変更する可能性があるのです。
「スポーツ」は健康になることを目的にし栄養もしっかり摂る
食事制限をしながら運動ダイエットを行うことは最悪の行為です。栄養不足の状態でエクササイズをすれば飢餓状態に拍車がかかり、身体は体脂肪を死守しようとします。
一旦は体脂肪を下げることがあっても必ずリバウンドさせます。運動を楽しくない感覚にすり替え、やる気を削ぎ、食事に対する執着を増やすのです。つまり空腹感を増やします。飢餓と何万年と戦ってきた身体にとってたやすいことです。
フラダンスやベリーダンスから学ぶこと「骨盤」に溜まったエネルギーを消費する
歴史の長いフラダンスやベリーダンスからは学ぶことが多くあります。フラダンスやベリーダンスは腰を動かします。骨盤を動かす事を動きの中心に置きます。この骨盤を動かすスポーツは骨盤に溜まった無駄なエネルギーを消費してくれる利点があります。
現代人は運動不足なためエネルギーが上手く循環していません。特に腰、骨盤に無駄なエネルギーが蓄積しエネルギー循環の邪魔をしています。
この無駄なエネルギーをフラダンスやベリーダンスは解消してくれます。
消費エネルギーではなく、無駄なエネルギーを発散することで健康になる、結果的に身体は体脂肪率設定を下げることを許可してくれます。
健康になることを目指せば身体は「理想の体脂肪」に近づく
有酸素運動は痩せるが、無酸素運動は痩せない、水泳は有酸素運動だから痩せるが、ウェイトトレーニングは無酸素運動だから痩せない、といった運動の種別による痩せやすさを議論することは無駄なことです。
痩せやすい運動とは身体を健康にしてくれる運動のことであり、身体にストレスをかける運動は全て体脂肪を増やします。
身体が嫌がることはやってはいけないのです。楽しくリラックス出来る運動は、身体を健康へと促し結果として痩せていきます。
無理なトレーニングは一時的には筋肉量を増やし痩せますが、身体がそのストレスを飢餓を誤認識することで体脂肪を逆に増やす結果となるのです。
当院では、体幹トレーニングなど自宅で行うエクササイズのアドバイスをしますが、あくまで楽しんでやれる範囲で行ってもらうよう指導します。無理なエクササイズはどんなに有効なものでも、最終的にはストレスを増し体脂肪を増やします。
まとめ
「痩せるための無理なトレーニングは体脂肪を増やす」というテーマで今回ブログを製作しました。人間を太らせるもっとも大きな要因の一つがストレスです。ストレス=飢餓=脂肪増加です。いくら痩せるためとはいえストレスフルにエクササイズをしてしまえば身体は飢餓と勘違いし脂肪を溜め込もうとなるのです。ですから楽しい範囲でエクササイズをしないとやればやるほど太るという負のメカニズムに入ってしまいます。注意が必要です。