身体を歪める最も大きな要因は、「太腿前の筋肉群」
身体を歪める最も大きな要因は、太腿前の筋肉群の硬直・肥大化です。これらの筋肉群は本来ブレーキの役割を果たしますが、そのブレーキ筋が大きく発達し身体を歪めるようになります。アクセルの役割を果たす太腿裏(ハムストリングス)は機能を落とし、代わりに太腿前が大きく肥大化します。アクセル筋は弱体化しその上に脂肪が付きます。
「ブレーキ筋」を外すだけで身体は歪みから解放される
太腿前の大腿四頭筋群をリセットする、硬直を取り除きますと骨盤の倒れが解消され、骨盤がフラットな状態になり身体は歪みから解放されます。歪みから解放された身体は、太腿裏のハムストリングスが発達し、その上に付着した脂肪が無くなります。さらにお腹に力が入るようになり、内臓脂肪も消えやすくなるのです。巻き込んだ肩は後方に戻り、胸が大きく開きます。
「アクセル筋」が使えるようになると、歩き方が大きく大胆になる
太腿前の筋肉(大腿四頭筋群)がリセットされますと、アクセル筋をフル稼働出来るようになります。全ての行動をブレーキではなく、アクセル主体で行うことができるようになるのです。アクセル筋主体の脚は、ブレーキ筋主体の脚に比べ細くなります。それは、本来の歩行はアクセル筋主体であるほうが効率が良いからです。無駄な筋力を必要としません。歩き方は大きく大胆になります。代謝は上がり燃えやすい身体にシフトします。
「アクセル筋:ブレーキ筋」=「7:3」の黄金律
多くの方はブレーキ筋:アクセル筋=7:3になっています。この割合をそのままひっくり返します。アクセル筋:ブレーキ筋=7:3にします。そうすることで、身体は無駄のない動きを手に入れます。ブレーキ主体ではなく、アクセル主体の身体は歩きやすく、また身体全体を使って歩くことが出来るのです。当院では、先ずブレーキ筋のリセットを行います。ストレッチと手技の合わせ技でブレーキ筋を解放し、アクセル主体の身体に切り替えます。