立ち仕事の人は注意、脚の癖が強くなりやすい
立ち仕事の人は、座り仕事の人よりも脚の癖が強くでている可能性が高いです。立ち仕事の人は立っている分、脚に負担が強くのしかかります。そのため、脚に変な筋肉が付きやすいのです。具体的には脚の外側、脚太腿の前面に無駄な筋肉がつきやすくなります。立ち仕事の方は、座り仕事の人よりも脚のメンテナンスが必要になってきます。これは立ち仕事の人の宿命です。
過去に運動をやっていた人も癖が強い
意外に思うかもしれませんが、過去に運動を激しくやっていた人も、癖は強くなります。それは運動で固まってしまった筋肉をそのまま放置し、偏った使いかたが癖になってしまっています。過去にテニスでインターハイまでいった男性の脚が、本当にひどいO脚かつ脚太りになっていました。ストレッチなど全くメンテナンスしないで運動だけを繰り返しますと、脚のブレーキ筋が異常発達したままになり、その筋肉を現在でも使ってしまっているケースは多々あります。
ヒールを履いて立ち仕事する方が、最も身体が歪んでいる
ヒールを履いて立ち仕事をしなくてはならない方が、最も脚の歪み、身体の歪みが強くでます。ヒールは本来パーティーなど非日常の舞台で履くものでした。歩くことを目的には作られていません。そのためヒールで何時間も歩けば通常脚は痛くなりますが、これを仕事でやりますと脚の感覚が鈍くなってきて、そのうち歪みが強くなります。ヒールで歩き過ぎた身体は、お尻がひどい出っ尻になり、あひる体型になるのが特徴的です。
先ずは固まってしまった筋肉をほぐす
当院では異常発達してしまった脚の筋肉を、先ずはほぐすことからスタートします。自分自身の脚が凝り固まっていることに気付いていない方は多くいます。ですから私がこの筋肉を解きほぐしていきますと、身体の形が変わっていくことに気付きます。そして一つ一つ筋肉のコリを解すことで、身体が楽になることが分かります。身体はあえて鈍感になることで、日常の姿勢からくる苦痛を感じなくなるようになっているので、身体が変わると疲れが抜けていくのが分かります。そこで始めて鋭敏な感覚を取り戻します。