「反り腰の人」は体幹がなくなっている
反り腰の人は体幹がなくなり、体幹部分が薄くなってしまっています。背中の筋肉、お腹の筋肉が削げ落ち、多くの場合出尻です。体幹が欠如しているため、背骨を筋肉で支える機能が低下し、結果として背骨を背骨で支えているので腰椎症やすべり症、脊柱間狭窄症になりやすいのです。これが反り腰の方が抱える悩みです。
ではなぜ「反り腰」になってしまったか?
反り腰の方の特徴は、先ずは出尻であることが挙げられます。出尻の方はその分、骨盤が前に傾いていますから、反り腰を誘発します。お腹に力が入り辛いので体幹部分の筋肉が欠落し、さらにお腹が出るという悪循環に入るのです。お腹が出れば出るほどに力が入り、辛くなるので体幹が徐々に落ちてしまうわけです。
「反り腰」、「出尻」は全てセット、合わせてアヒル体型と呼ぶ
反り腰と、出尻は全てセットです。この二つは合併症のようなもの、片方だけということはありません。そのためこの二つの改善方法は同一になります。太もも前の筋肉の過度な緊張を取り除き、骨盤を引っ張る状態をリセット、結果、骨盤を立たせ、先ずは出尻を解消します。骨盤が真っ直ぐに立っていれば、お腹が飛び出た状態ではなくなるため、腹部に力が入るようになります。結果、反り腰も改善されます。
「反り腰」、「出尻」も同じくヒールが引き起こす要素は強い
女性に反り腰が多いことからも分かるように、反り腰はヒールによって引き起こされる部分が強くあります。ヒールは踵を高い位置に引き上げるため、その分体は前のめりになり、太もも前の筋肉の過緊張を作り上げるのです。当院ではこの太もも前部の過緊張を取り除くとともに、太もも外側、骨盤外側の過度な緊張も同時に取り除き反り腰、出尻を合わせて解消していきます。
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