前に迫り出した肩は歪みの証拠
この美脚理論集でも何度も説明していますが、上半身は下半身の歪みの影響をダイレクトに受けます。上半身は基礎である下半身の歪みに直接影響されるのです。下半身は歩くだけ、走るだけでも全くメンテナンスしなければ、必ず崩れます。プロのスポーツ選手がトレーニング毎にストレッチなどのケアをするのは、全く何もしなければ次の日にコンディションを落とすからです。下半身が崩れ始めると、上半身は影響を受け、肩も前に迫り出してくるのです。
迫り出した肩を100時間マッサージしても効果はない
身体力学上、前に飛び出した肩を元の位置、正常な位置に戻すために、その肩を100時間マッサージしても、全く意味がありません。なぜならば、肩は構造上飛び出ているのであって、肩自体には全く問題が無いのです。なのでその部分をマッサージしても、全くもって無駄なのです。これが体のメカニズムです。迫り出した肩は、下部構造である脚から変えなくては、解決方法にはならないのです。
脚から構造の歪みを改善すれば肩は必ず変わる
脚の歪みを取り除きますと、肩の位置は必ず変わります。下部構造を1変えますと、上部構造は1以上の変化を起こします。実は上部構造の方が、下部構造の変化によって大きく変わる可能性があります。そのぐらい下部構造のちょっとした変化が大きく影響を与えるのが体の仕組みなのです。
迫り出した肩が中心に収まると、体は立体的な形になる
迫り出した肩を中心に戻しますと、体は平面的な形から立体的な形へとシフトします。肩だけでなく肩甲骨、胸部を含め立体的な筒型の体になっていきます。欧米人にモデルに多い形です。細いがしっかりとした安定感のある体です。日本人が痩せた場合、平面的になるケースが多く、それは見た目において貧弱になり、美しくありません。立体的で逞しい印象をはなつ体にするには、下部構造である脚からの変化が必要なのです。
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