体幹がないと仰向けで寝られない
体幹がない体は骨盤が前後に倒れるため、仰向けで寝ると骨盤がゴツゴツとベッドに当たり不快になります、寝難い状態になるのです。そのため仰向けで寝れるか否かで骨盤の状態が正しい位置にあるか分かります。当院を訪れる多くの方は仰向けで寝られません。それは骨盤が倒れているからです。なぜ骨盤が倒れているかと説明しますと、体幹が無いからです。脚に無駄な筋肉があり、そのため末端に力が入り中心(体幹)に力が入らない状態になっているのです。中心に集まらなければならない力が末端に分散されています。そのため、体幹がだらしなくなり結果骨盤が倒れていきます。
多くの人は体幹ではなく脚(末端)で歩いている、歩けば歩くほど足が巨大化する
体幹を使わない歩き方を覚えてしまいますと、人間はその歩き方を習慣化します。その歩き方に必要な筋肉が発達し始めます。結果、歩けば歩くほどに脚が太くなっていくのです。体はどのような状態でも歩かなくてはいけないので、体が歪んだ状態でも歩ける体にシフトしていきます。スポーツ選手がどんなに練習しても一切上手くならなくなるのは、変な筋肉(末端)を使って無理やり練習し始めるからです。無理やり末端でプレーを始めますと末端が発達し始めますから、そこで成長が止まります。大抵の選手はそこでプロを諦めます。
末端の筋肉を小さくすればするほど、体幹は鍛えれられていく
当院では末端の筋肉(脚、腕)の緊張を深くから取り除くことで、末端を使わない体に導きます。末端を奥深くから柔らかくすることで、初動時に体幹から動ける体にするのです。末端は体幹の道具であり、末端はあくまで使われる部分でしかありません。部分が主役の体から、体幹が主役の体に切り替えるのです。
残念ながら太もも裏(ハムスト)は一度固まると自分でリリースできない
ストレッチする人は分かっていますが、ハムストはなかなか自分ではリセットできません。時間をどんなにかけてストレッチしても、この部分だけはなかなか柔らかくなりません。結果は、伸縮のないハムストのままで多くの方は歩いてしまっています。ハムスト(末端)の硬直は体幹(中心)を使わない体の基礎になります。当院ではこのハムストの硬直を時間をかけて取り除いていきます。