脚を引っ張り上げる筋肉、「腸腰筋」は座りっぱなしで衰える
胡坐ですわる人、仕事で座り続ける方は、腸腰筋が衰えてしまっている可能性があります。腸腰筋は足を引っ張り上げる役目があり、背骨を使って脚を上に上げるのが仕事になります。この腸腰筋が正しく作用しますと、脚を正しくあげることが出来るので、脚自体の筋肉が使われず結果脚は細くなります。ところが脚を引っ張り上げる腸腰筋がうまく作用しないと、脚を脚自体の筋肉で上げなけてはならないので足は太くなるわけです。
座りっぱなしの状態はお腹を弛め続けるので(屈折)「腸腰筋」が怠け、やがて衰える
腸腰筋を鍛える動きとは、お腹側をしっかり伸ばし、骨盤の内部までをも伸ばすことになるのですが、座りっぱなしとはそれと正反対の動きになるので結果、腸腰筋が緩み続け、衰えていきます。座り続けることは、腸腰筋を全く使わない動きになるのです。つまりお腹を丸めると腸腰筋は緩み衰え、お腹を伸ばすと腸腰筋は鍛えられ強くなります。
本来は立って歩けば「腸腰筋」は鍛えられるはずだが
本来は立って歩けば腸腰筋は鍛えられ、筋力を維持できますが、座りっぱなしで腰が丸くなる状態で固定化されてしまいますと、歩いていても腸腰筋が鍛えられない状態になります。そしてその状態が続きますと、今度は脚太もも前の筋肉、大腿四頭筋が鍛えられて盛り上がり、益々お腹の中心にある腸腰筋が使われない状態になっていくのです。
「腸腰筋」が自然と使える状態に導く
当院では施術において腸腰筋を直接鍛えるやり方をする前に、先ずは腸腰筋を使いにくくしている原因である、太もも前の盛り上がった筋肉を取り除く、弛緩することを最初に行います。そしてある程度この腸腰筋が使えるようになったならば、直接この腸腰筋を鍛え上げていきます。それによって、即効性と持続性を同時にかなえていきます。腸腰筋が自然と使える体にすることで、脚の負担を減らし美脚に導きます。
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