「ロングブレスダイエット」で脚は痩せるのか!?
ロングブレスダイエットは長い時間かけて息を吐くことで体幹部の筋肉(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋)を鍛え、代謝を上げて痩せるテクニックです。
息を長い時間かけて吐くには胴体部分の筋肉であるコアマッスルを使わなくてはなりません。そのため、このトレーニングはコアマッスル(体幹部分の筋肉)を強くします。このテクニックはピラティスと同じで、全ての動きを体幹中心に変えることで身体中心を強くし、末端(手、脚)の負担を軽減、無駄な筋肉を削ぎ落として痩せるテクニックです。
結論から言いますと、このダイエットで脚はある程度痩せます。体幹を鍛えるダイエット方法はどのようなやり方であっても脚やせに効果はあります。
「ロングブレスダイエット」で脚はある程度痩せるが限界はある
ロングブレスダイエットを始めとした体幹強化ダイエットは脚やせに有効ですが、限界はあります。なぜならば脚の内外(内側と外側)の筋バランスまでは変わらないからです。何度もこのブログで説明していますが、脚内外の筋バランスを3対7から7対3に切り替えなければ本当の美脚ではありません。この切り替えにはロングブレスダイエットは決定打になりません。身体の中心を体幹(胴体)にシフトすることで末端(手や足)の負担が軽減するため、痩せるのは確かですが完璧な美脚にまではなりません。
「ロングブレスダイエット」に開脚や股割、四股のストレッチを加えることでより美脚に
体幹トレーニングであるロングブレスダイエットに、開脚や股割、四股を踏むストレッチを加えることで脚はさらに痩せます。脚の内側を鍛えるストレッチをしないで完全な美脚になることは不可能です。多くの方は脚内側と脚外側の筋肉量比率が3対7と圧倒的に外側中心になってしまっています。ロングブレスダイエットで体幹が強化されることで、身体の中心特に上半身に軸が形成されますので、ある程度脚も中心寄りにはなるはずですが決定打にはなりません。脚の内側に直接刺激を入れることで脚中心に力が入る身体にシフトします。
「ロングブレスダイエット」は水泳の効果と似ている
ロングブレスダイエットと同じ効果を出せるスポーツは水泳です。水泳は水中に潜っている間は息を吐き、顔を表に出す時に息を吸います。潜水など長時間潜っている間はひたすら息を吐き続けることになるので体幹部を鍛えることになります。水泳選手の体型は胸板が厚い逆三角形です。そして脚がスラッとしています。あれは体幹中心であることの証明です。