女性に多い「肩こり」は筋肉量の低下と密接に関わる
女性に多い肩こりですが、これは筋肉量の低下と密接に関わります。女性は男性に比べ、先天的に筋肉量が少ないのですが、さらにヒールなど下半身を歪める靴を履く機会が多いために、下半身が歪みやすくなります。結果、上半身も偏った使い方に陥り筋肉の付き方も偏ります。それゆえ上半身の筋肉も体幹部分が落ち、肩に力が入り、猫背や肩こりが深刻化します。肩こりは筋力量の低下が大きな要素になるのですが、筋力が少ない女性がおかしな体の使い方をすることで、より肩こりのメカニズムが複雑化するのです。
先ずは「筋肉量が少ない」ことを自覚し、その上で正しい筋肉を付ける
肩こりの方は、先ずは肩自体に問題があって肩こりになっているのではなく、筋肉量と姿勢にこそ問題があることを自覚することから改善はスタートします。適度な運動と姿勢を正すことが重要です。そして姿勢を正すということを、下半身から行わなければいけないことも重要です。ヒールなどを履いて下半身の筋肉の状態に偏りがある場合は、どんなに上半身を鍛えても誤った場所に筋肉がついてしまい、肩こりの改善に繋がらなくなってしまうのです。
下半身(土台)から体を整え上半身(上物)に正しい筋肉が自然と付くように促す
当院では肩こりの方には下半身からアプローチをしていきます。下半身の硬直・癒着・筋肉の癖を解消していき、土台を正していきます。土台が正しくなっていくことで、自然と上半身に力が入りやすくなるように促し、立っているだけで体幹に筋力がつくようにします。筋力トレーニングではなく、無意識に上半身に力が漲るような状態にすることで、肩こりを根本的に解決していきます。
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