外反母趾は「体の歪みがピークに達した」ことを発信しているだけ
外反母趾は体の歪みがピークに達した時の危険信号のサインです。外反母趾が意味することは、重心が前に傾いていることに他ならないですが、リラックス状態でも重心が前に傾いていることが問題であり、肩こりや首こりなど多くの症状を併発しています。
「痛いという発信」は体が痛みを発信してでも体を守ろうとしているサイン
外反母趾になればやがて痛みを伴いますが、体は意味も無く痛みを発信しません。体はこれ以上体がバランスを失うことを恐れ、痛みという信号で体を守っているのです。事実、外反母趾の痛みでご来院する方の体はバランスを失っているだけでなく、上半身の筋力が極端に落ちています。そして体が倒れるのを防ぐために肩に無駄な力が入っています。
外反母趾の痛みを通じて体は「抜本的な改革」を求めている
ヒールを履きっぱなしですと、やがて外反母趾が進行し痛みがでてきますが、これはヒールを履いた生活の限界を体が教えてくれています。ヒールは女性の足を美しくみせる一方で体重が前に傾くために、太もも前・ふくらはぎに大きな負担を強います。この状態を長く続けますと、やがて前重心が慢性化し外反母趾になり痛みがでてきます。痛みがでればヒールを控えますから、その期間に体は筋肉の疲労回復に努めます。
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