痩せるために脂肪を摂るのは常識
日本人の多くは油は太る元であると真剣に信じています。これは無理のない話、スーパー行けばNO FAT低脂質という文字が商品に表示されています。これらは油を少なくすれば太らないという意味を暗示しています。ですが実際には脂肪を多くとっても太りませんしむしろ脂肪を多く摂れば摂るほど痩せやすくなるのです。人間を太らせているのは炭水化物、糖質のみでありタンパク質、脂質をどれだけ多く摂っても太らないのです。そして脂質は植物性よりも動物性をより積極的に摂るべきです。なぜならば人間の体に近いの油は植物ではなく動物性であり動物性の油の方が簡単に体内に摂取されるからです。動物性の油、特に飽和脂肪酸は悪玉油としてこれまでメディアで取り上げられてきましたがその根拠を示すデータは皆無です。
例えばゴマ油を手作りするとどうなるか???
ごま油をもしもあなたが自分で作るとなるど何をしなくてはならないか??恐らくとんでもない作業工程を行なってようやく油を摂取できるはずです。つまり植物性油とは人間の長い歴史の中でほとんど摂取してきていない油であるということです。一方動物性の油であれば小動物を焼いて食べれば油は取れますし小魚を生で食べてもそこから取り入れることができます。人類は長い歴史の中で植物性ではなく動物性の脂を摂取して生き延びてきたはずなのです。そんな動物性の油が体に悪いわけがないのです。そして実際にラードなどの動物性油で料理を作れば非常に美味しくさらに太らないのです。油を食事で摂取しますと必要な分は吸収され不必要な分は体外に排便と一緒に排出されます。
これからは動物性脂肪を積極的に摂る
脂肪は体にとって最高のエネルギー源です。脂肪を積極的に取り入れますと体内に溜め込んだ脂肪を積極的に使ってくれるようになります。脂肪をエネルギーに分解できるようになるとケトン体というエネルギーが体中を巡るようになりこのケトン体はブドウ糖よりも安定した活動を行います。つまり疲れにくくなるのです。今現在溜め込んでしまった脂肪を使い切ってしまいたければ積極的に動物性脂肪を取り入れることで脂肪を使う習慣を体に覚えさせていくのです。逆に炭水化物、糖質中心の食事をしているとブドウ糖をエネルギーにする習慣を手放せず体内脂肪を一切使ってくれなくなります。