粉ミルクは栄養の塊
幼児は母乳が足りない時に粉ミルクを飲みますがこの粉ミルクは完全栄養食です。粉ミルクは母乳の代用品ですがこの中には母乳の代わりになるような栄養分が揃っています。その栄養分とは動物性タンパク質、動物性脂質を中心に構成されています、それはそのはず母乳の中にはタンパク質、脂質、糖質がバランスよく揃っているからです。母乳とはそれだけで完璧に子供を育てるものですがこの変わりが粉ミルクになります。人間が炭水化物ではなく動物性タンパク質、動物性脂質を必要としている証拠になります。鶏は母乳で育つのではありません、卵の中に育つための栄養素が全て揃っています。だからこそ卵も粉ミルクも完全食になりえるのです。米はあくまでも稲が育つための完全食です、人間のための完全食にはなりえないのです。だからこそ米を食べても直ぐにお腹が空きまた手が出るのです、この過剰摂取がそのまま脂肪になります。
粉ミルクをお腹いっぱいになるまで飲んでみる
粉ミルクをお腹いっぱいになるまで飲んでみるとどうなるか???しばらくの期間全くお腹が空かなくなります。それは粉ミルクの中に栄養素が詰まっているからです。もしも粉ミルクの中に足りない栄養素が多ければ直ぐにお腹がすくはずです。炭水化物や野菜を食べても直ぐにお腹が空いてしまうのはその中には人間が必要とする栄養素が不足しているために空腹を感じやすいのです。そして炭水化物は糖質を含みますからこれは血糖値の急上昇を招き脳内ホルモンドーパミンを分泌させ中毒化していきます。人間の体に合う粉ミルクは空腹感も感じることがなくさらに中毒性もありません。人間の体に合わないもの(加熱したデンプン)を摂取しますと空腹感を感じさらに中毒化するというリスクを持つのです。
徐々に理解できてくる体の仕組み
穀物を1万年間摂取してきたことで人類は穀物を絶対的に信用するようになってきました。ですが病気のデパートであるこの世界の現状をみれば人間は何か間違った食生活をしているのでは?と疑うことができるようになります。日本の国家予算の半分近くが医療費で賄われているという事実に向き合った時に穀物を改めて疑うという姿勢が必要になります。穀物は生では人間は消化できず加熱して食べるわけですがこの際に穀物デンプンは体内でブドウ糖に分解されます、このブドウ糖が体内に吸収されますと血糖値が急上昇します。この急上昇は体にとっては事故です、血糖値が急上昇することに対し体は何の対処もできないのです。ガソリンタンクに急激にガソリンを注入した時の処理が人間の体には備わっていないのです。この事故による被害こそが肥満です。