日本人はPEMを先ずは治す
PEMとはProtein energy malnutritionの略でタンパク質エネルギー欠乏症のことです、日本人のほとんどがこのタンパク質エネルギー欠乏症ではないか?と言われています。なぜならば日本人の動物性食品摂取量は先進国中最下位だからです、これは戦後レベルの数値ということで由々しき問題です。PEMが大問題なのは、、栄養学上タンパク質は最も重要な栄養素と言われておりこれが欠乏するという事実は恐ろしいことです。体内の水分を除いたほとんどはタンパク質でありこのタンパク質は常に体外から摂取したタンパク質で入れ替えられて維持されています。動的平衡という言葉を聞いたことがある方はいるかと思いますが人間は日々筋肉内臓、各細胞を新陳代謝しながら維持されているのです、この維持するための栄養素こそがタンパク質です。日本人の体調不良の多くがこのPEMをベースに起こっていると考えても過言ではありません。
野菜が体に良いという呪いを解く
野菜が体に悪いということは断じてありません、もしもこの世の中に動物性食品が無くなってしまったら人間は野菜を食べて生き延びなくてはならないからです。ですがお肉や、乳製品、卵、魚がある時代に、、野菜が体に良いという大合唱は聞き捨てならないことです。人間の体は何で出来ているのか???タンパク質と脂肪でできています。では何を食べれば良いのか??タンパク質と脂肪です。野菜とは植物であり植物とは炭水化物のことです、炭水化物はC,H,Oの化学元素で構築されています。人間の体はアミノ酸を中心としたタンパク質でできていますから野菜をいくら摂取しても人間の内臓、皮膚、筋肉、脳味噌にはならないのです。にも関わらず野菜は体に良いという大合唱はどこから生まれるのでしょうか、、
先ずは動物性タンパク質、脂質を積極的に摂る
筋肉が少ないのでは、太り気味なのでは、体調が悪いのでは、、そのように体に関する悩みがある方は総じてタンパク質が欠乏している可能性があります。日本人は昔から肉を食べてはいけないという慣習があり江戸時代などはほぼ食べていません、その結果日本人は低身長か、低寿命化しました。そこから戦後肉を食べ始めたわけですがそれでも欧米人の摂取レベルには到底及ばないのです。体を作る原料を体に摂取しないで体の問題が解消されるわけはありませんから肥満解消、下半身太り解消を考える前に先ずはタンパク質を積極的に食べPEMを解消することが大切です。筋肉が間違いなく増えていくことで体はシャープに締まっていきます。