できない
糖質だけが体を太らせる、この事実を理解してもそれでもやってくるのが衝動的食欲です。どうしても甘いものが食べたい、パンが食べたい、ラーメンが食べたいというこの欲求を抑えることは不可能です。ですからそのような時には我慢せずに食べてしまってください、むしろ我慢すればするほどに衝動は大きくなり食欲も肥大化します。これはニコチン中毒、アルコール中毒と同じで我慢が通じる世界ではないのです。糖質中毒はその他の中毒症状と何も変わらないのです。この衝動的な糖質への欲求を防ぐ手段として積極的なタンパク質摂取があるのです。
前倒しでタンパク質、脂質を摂取する
糖質の衝動を抑えるのが不可能なのはタバコを我慢する人を想像すれば分かります。タバコを我慢しようとして成功する人は100人に2、3人でしょう、多くの人は思わず手が出るはずです。これは糖質も同じ、アイス、チョコ、ケーキ、ジュース、、何がその人のアイテムかは分かりませんがコンビニに走ってでも行っても買いたくなります。この衝動が起きたならば潔く諦めて食べてしまった方が良いのです。普段我々が出来ることは前倒しでタンパク質、脂質をしっかりと摂取することです、肉、卵、チーズといった完全食を通じてタンパク質1日100g、脂質1日70gを摂取していきます、すると糖質への衝動を確実に抑えることができるのです。栄養が完璧な状態で糖質への衝動が起きることは稀です。
糖質を貪り食ったら運動で使ってしまう
もしも激しい衝動が起こり糖質を貪り食ってしまったならば即運動をしてブドウ糖を使ってしまえばいいのです。糖質は体内に入りブドウ糖に分解され血中に進入、その後インスリンの作用で全身の各細胞に送られていきます。この段階で運動をすればこの糖質は運動によってしっかりと使われます。おれが糖質の暴飲暴食への緊急対応です。そして糖質を貪り食ったならば数時間してまた糖質への衝動が起きる可能性があるのでその前に肉、卵、チーズなどのタンパク質をしっかりと食べて衝動が起きない体にシフトさせます。普段から肉卵チーズを常食していれば糖質への衝動の回数は激減していきますから問題はありません。