ローカーボ、ハイプロテインでも痩せない??
炭水化物を制限してタンパク質量を増やしていきますと理論上必ずスリムになっていきます、皮下脂肪の原料である炭水化物が減り筋肉の原料であるタンパク質が増えるのですから当然です。ですがそれでも痩せている気がしない場合はどうなっているのか?考えられる一番の原因は血管の修復中であるということです。ハイカーボ時代にボロボロになってしまった血管(筋肉)をハイプロテインによって修復をしている可能性があります。摂取しているタンパク質が全て血管の修復に使われてしまっているということです。この場合は痩せるというゾーンには入れません、あくまでも体の修復タイムということです。
日本人の多くはハイカーボ、ロープロテイン
日本人は先進国中最下位のタンパク質摂取量ですからほぼ全員がハイカーボ、ロープロテインの状態です。この状態は皮下脂肪を増やす炭水化物を多く摂取し、体を作るタンパク質が欠乏している状態です。栄養不足だが太ってしまう食事を毎食しているのです、事実30代以降の男性の半分は肥満だと言われています。そこからローカーボ、ハイプロテインに切り替えますと体を作るタンパク質が徐々に満ちてきますから体の回収作業が始まります。内臓がボロボロの方は内臓の修復、血管がボロボロの方は血管の修復、修復する組織が無ければ筋肉の増強からの脂肪削減です。ですからローカーボ、ハイプロテインに切り替えても反応は人によって異なるということです。
体重が五キロ増えて体が引き締まると考えておく
栄養不足の日本人がタンパク質を1日100グラム摂取しますと筋肉が五キロ程増えると言われています、ですから先ずは体重が五キロ増えるものだと考えておけば問題はありません。そして筋肉で体重が増えていけば基礎代謝がアップしていくのでその後に体脂肪が減るということですs。最初の時点で体重が増えると多くの方はLCHPを辞めてしまいますがそうではなく先ずは体重を筋肉で増やしていくぐらいの覚悟が必要になります、結果的には五キロ増える前に痩せていくはずですがその痩せ方はシャープに引き締まるのであって華奢になるのとは異なります。