炭水化物中毒とは何か?
肥満者の85%は炭水化物中毒であると言われています、中毒という言葉は怖い言葉ですが事実です。炭水化物中毒者の特徴は食べても満足感が少ない、食べても2時間後にはまた何かを食べたくなる、いつも食べ物のことばかりを考えている、気分の浮き沈みが激しい、、などが挙げられます。そして食事の中に炭水化物が入っていないと満足出来なくなっていきます、最初の段階ではパンや、お米、麺類で留まっていますが次第にスナック菓子、アイス、ポテト、キャンディーなどを頻繁に摂らないと我慢できなくなっていくのです。
炭水化物を抜いていくという戦略では失敗する
中毒ということはもう自分の意思で炭水化物を避けることは不可能です、まずその事実を受け入れることが重要になります。事実中毒症状が深刻化している方は食べること自体が楽しいという感覚は無くなっています、本人もなぜ食べることを辞めれないのか悩んでいるぐらいですから炭水化物を避けるというやり方は不可能に決まっているのです。ではどうすればいいか?それは肉、卵、チーズでタンパク質を100グラム摂取してしまうのです、圧倒的に栄養価が高いこれらの食品で栄養素を完全に満たしてしまうのです。これによって満腹中枢が働き始め炭水化物を食べたいという衝動を抑え込んでいきます。タバコを辞める方がニコレットなどの薬を使うように炭水化物中毒者は肉、卵、チーズを使って欲求そのものを抑え込んでいきます。
辞めようで辞めれるならば苦労はない
中毒というのは自分の意思では絶対に治すことができない状態のことです、肥満者の85%は炭水化物中毒ですからダイエットというのは解決が不可能な課題であることが分かります。ですがニコチン中毒者にニコレットがあるように炭水化物中毒者には肉、卵、チーズがあるのです。この三つのアイテムでタンパク質量を100グラム摂取すれば炭水化物摂取量は確実に減るだけでなく中毒症状が収まってきます、血管の修復、インスリンを分泌する膵臓修復、低血糖時にホルモンを出す副腎、甲状腺などの修復が始まるからです。