血糖値が上がるのは年に一回のみ
700万年間の人類の歴史の中で血糖値が1日に5回、6回と上がることなど全く想定されていませんでした。人類が糖質に出会うことは秋に果物にたまたま出会うことがある時のみ、しかもその果物はほぼ甘くもないものです。穀物を火で炙ったところ種子に多量なデンプンが含まれており食すと甘い感覚があることを覚えそこから人類は穀物を多量摂取するわけですがこの糖質を正しく処理できるように体は進化していないのです、ですから穀物を朝昼晩と食べていきますと男性の半分が30代以降肥満体型になっていきます。さらに食事の時間以外にもデザート、おやつ、ドリンクを通じて総6回位の糖質摂取をしているのが現代人です。
血糖値が上がる度にインスリンが分泌されるが、、
インスリンという肥満ホルモンは毎日何回も分泌されることを想定されていないがためにこの習慣を何年間も続けるとどこかで膵臓がおかしくなっていきます、その結果インスリン過剰摂取が起こると人は肥満になりインスリン過少摂取が起こると糖尿病になります。現在肥満の方はインスリン分泌障害になっている可能性は高く早期にこれを解決する必要があるのです。ではそのためにはどうしたらいいか?血糖値を上げる回数を減らすことです、つまり糖質の摂取回数を減らしてしまうのです。これによって血糖値の上昇回数は減りインスリン分泌回数も減らすことができます。
血糖値を上げる回数を1日1回にする
1日の中で1時間糖質を好きなだけ食べてよい時間を作ります。この時間は当然血糖値が上昇しますしインスリンも分泌されます、ですが23時間の休息を与えられた膵臓は過剰なインスリン分泌をすることはありませんからそれによって即太るということは避けることはできます。そして過剰なインスリン分泌がされないことによって過剰な食欲も抑えられ糖質の連鎖、インスリン分泌の連鎖も抑えることができます。