「骨」と「筋肉」が癒着する?
骨と筋肉は何もしていないと癒着します。脂肪と筋肉が癒着して代謝が落ちるように、筋肉と骨も癒着します。癒着とは接している別組織、本来別々の組織がくっついてしまうことです。手術後の内臓もしかりですが、身体において癒着は普通に起こることです。
老人がなぜ老人のような体型、動きなのかと言いますと、ほぼほぼ全身の組織が癒着しているからです。ですので老人の動きは直線的なのです。もう柔軟な動きが出来ないのです。組織が癒着しているので。
「癒着」すれば短くなる
筋肉と骨が癒着すれば筋肉は短くなりますから、身体も縮こまります。ちょうど全身にワイヤーを付けているような状態です。
「代謝」が落ち太りやすくなる
骨と筋肉が癒着しますと、活動できる筋肉は減少します。そのため基礎代謝が落ちます。筋肉による代謝が落ちます。
すると食事による摂取エネルギーを消費できなくなる、というサイクルに入ります。
そのため太ります。消費出来ない分は脂肪として身体に蓄積されるのです。
そしてこの脂肪がまた筋肉と癒着しまして、さらに身動きのとれない身体になっていきます。
「癒着」を解消すると代謝が上がり痩せていく
ですので、骨と筋肉の癒着を手技で、もしくはストレッチで解消しますと、筋肉が自由になり代謝が上がっていきます。自然に体が熱くなっていきます。
過食をしても基礎代謝が高ければ太りません。
美脚を目指す上で重要なこと。太い脚は一見たくましく筋肉質のように見えますが、筋肉が骨と癒着していますと活動している筋肉は減りますので、筋力はありません。そのため余分な筋肉、多くの場合前太もも、外太ももが代替的に発達していきます。
さらに衰退した筋肉は基礎代謝を落としますから、脂肪が付きます。そしてこの脂肪と癒着してさらに燃えにくい身体になっていきます。
まとめ
「骨と筋肉の癒着を剥がすと痩せる」というテーマで今回ブログを製作しました。身体は何もメンテナンスしないと組織と組織がくっついてしまいます。組織と組織がくっついてしまいますと栄養も流れず、疲労物質も流れずで徐々に組織が老化、脆弱化に向かっていきます。要は年寄りの体型になっていくのです。丸まって固まっているように見える高齢者の体型は本当に癒着し固まっているのです。だからこそ日々からだの癒着を解放して若い体型を維持しなくてはなりません。