脚には主要エネルギーの7割が通ると考える「タイ古式マッサージ」
タイ古式マッサージの考えでは、10本の主要エネルギー(セン)の中で7本が脚を通ると考えています。身体にエネルギーを満たすエネルギーの7割が脚を流れると考えます。つまり、脚のエネルギー循環を正しくすれば、身体の7割は循環が良くなるという考えです。ですのでタイマッサージではあらゆる症状を足から改善します。脚のエネルギーを循環させて様々な症状をリセットします。
お臍から脚の先端に抜けるルート(セン)
お腹から脚の先端にエネルギー生命が抜けるルートがあると、タイマッサージでは考えます。このラインを通して身体の毒素が抜けると。先ずはデトックス、お臍から脚の先端に向けてエネルギーが通る身体作りを行います。その際、整体の技術である身体の歪み改善を同時進行で行い、関節でのエネルギーの詰まりを取り除いていきます。
「当院の整体」と「タイマッサージ」の共通点
当院の施術は、整体の技術にストレッチを取り入れたものですが、これは太古の昔からタイマッサージで行われてきたものです。タイマッサージでは先ず、脚のマッサージからスタートし、その後全身のストレッチへと移行します。当院でもやはり脚のマッサージからスタートし、徐々にストレッチを組み合わせ、ポーズを決めていきます。面白いことに脚の施術がある程度終わる頃には、上半身の不快症状はほとんどなくなっています。私は長い経験の中で、脚の重要性に気付かされてきましたが、タイマッサージでは施術のパターンとして最初から取り込まれてきました。
小腸で吸収したエネルギーを「セン」で全身に流すという考え
西洋医学でも近年、腸の重要性が叫ばれるようになりました。脳など後発で発展してきた器官ではなく、腸という最も古典的な器官が重要であると叫ばれるようになったのは、ここ近年の話です。ですがタイマッサージでは太古の昔からお臍周りをエネルギーの中枢と考え、そこから全身にセンを通じて運ばれると伝えてきました。さかんに出てくる体幹の重要性の話も無関係ではないはずです。エネルギーをお臍の中心から末端に流すというタイマッサージの考え方は、美脚作りにおいても大変説得力のある考え方です。